共謀罪が中間報告で可決？

ふつうは中間報告と言えば続きがありそうなものだが、なんだか分からない内に共謀罪が可決されてしまった。法案の中身について野党の質問にろくろく答えることができないのに、政治は数であることを見せつけられた感じだ。
特定秘密保護法案といい共謀罪といい、民主主義の下ではとても整合性があるとは言えない法律だ。今後はだれが政権を握っても、これらの法律が覆ることはないだろう。権力を握っているものにとっては、それほど都合の良い法律だからだ。
それを審議を尽くさず、強引に採決してしまった。安倍さんの権力主義的な一面が非常に顕著に表れているにもかかわらず、相変わらず内閣の支持率は高いという状況はいったいなんなのだろう。
中国や韓国・北朝鮮に対して強気の姿勢を見せているというだけのことで支持されているような気がする。