みなさんはタイについていったいどのようなことをご存じであろうか。　私は、首都がバンコクであることと、ムエタイが盛んな国であることしか知らなかった。タイ料理を食べたことがなかったのでココナッツがどんな味なのか知らなかったし、タイ人がタイ語を

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　私がクラビに訪ねた男性、K氏は、ダイビングに魅せられた人であった。紅海で知り合い、帰国後も、仙台と神奈川という距離を隔てながらもなぜかほそぼそと付き合いが続いてきた。　絵葉書の住所を頼りにやって来たクラビという場所は、主にプーケットへの中

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　飛行機がまる一日遅れるという、最初から波乱含めの幕開けにやや不吉な予感を禁じ得なかったタイの旅。思えばどんな国でも、スタートは苦々しい思い出が多い。　ケニアではナイロビからナショナルリザーブに向かう途中、調子に乗ってカッ飛ばし過ぎた運転手

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　あの「美しき思い出の名もなき町」について、たったひとつ苦言を呈したいことがあるとすれば、駅のトイレに入ろうとしたところ、女性用の入口のドアが釘で頑丈に打ち付けられていて入れず、大いに人目をはばかりながら男性用の個室に入らざるを得なかったこ

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　とりたてて文章にするほどでもないが、印象に残った出来事を幾つか。　　　　　　　　　　　　　　　　　＊　出発は1997年2月。寒かった。前日の夜中まで働いていた私は、よせばいいのに仕事仲間の家に遊びに行ってしまい、一睡もせぬまま朝6時に部屋を出た

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　バンコクは悦楽だった。タイ旅行最終日、我々は遂にこの旅最大の楽しみ、全身マッサージに身も心も委ねることにしたのである。　たとえバンコクの三大ワットの一つであるワット・アルンを、チャオプラヤー川を駆け抜ける高速船チャオプラヤー・エキスプレス

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　バンコクは華やかだった。いや、夜の街にあでやかな蝶が舞いポン引きが跋扈しやたらガタイのいいドラァグクイーンがチップをせびりにくるというような経験をしたわけではない。　華やかなのはお寺である。タイに行ったことのある方ならば誰でも思うことだと

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　バンコクは雨だった。明け方、私は夢を見た。何故か日本の知り合いがみなバンコクに来ていて、雨に降られてたいへん困っているという夢だった。　変な夢を見たもんだと思いながら洗濯物の様子を見に宿のベランダに向かうと、嘘のように大雨が降っていた。　

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　バンコクは暑かった。他の土地は朝晩はけっこう冷え込んだが、バンコクはなぜか朝からガンガン暑かった。部屋にはファンがついているので寝苦しいということもなく、おまけに蚊も寄って来ないので快適であったが、いかんせん昨夜屋台でスイカシェイクを2杯

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　バンコクは暇だった。旅程の最後にバンコクをとっておいて、夜遊びとかショッピングを堪能してやろうと考えていたわけだが、どのみち私も友人もタイシルクやブランド品やそのコピー商品や宝石などにははなから興味がなく、土産を買うにしてもそこらのコンビ

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　川を見つめて過ごした旅だった。　古都アユタヤを通り首都バンコクの真ん中を流れるチャオプラヤー川、「死の鉄橋」の下を流れるクワイ川、果物や野菜を乗せた舟が行き来するダムヌン・サドゥアクの運河、バンコクからチェンマイ方面を結ぶ北部鉄道沿いに流

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　バスについてあれこれ書いた。いよいよ列車の番である。　「名もなき町」で親切かつかっこいい駅員に見送られ、彼の姿が見えなくなるなり一言「かあっこいい〜・・・」と揃ってため息をつく異邦人2名。心境にして「ホレたぜ」。しかし本当にどうしようもな

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　「バスより鉄道の方が快適だ。列車に揺られている方が時間の経つのが早く感じられる」と、最初に列車に乗った時に私は思ったものだ。しかし、鉄道もバスも、状況次第では楽しくも、退屈にも、腹立たしくも、そして苦しくもなるものだということがだんだんと

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　暑い暑い喧噪の街バンコクに、一片の安らぎをもたらしているのが水上交通。しかし、我々が移動に際して主にお世話になったのは、バスと鉄道であった。　クラビというリゾート地からナコン・パトム経由でカンチャナブリーに向かうべく、まずはバスでスラー・

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　駅に戻ってみると、そこには驚くほどたくさんの駅員たちがうろうろしていて、我々を手招きする。これほど小さな駅なのに、なにゆえこのように大勢の駅員がいるのであろうか。しかもその中には、友人を私のもとに連れて来たTシャツの男もいれば、笑顔の爽や

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　夕涼みをしているのであろうか、道端に出て来て井戸端会議をしている人々の横を（昼間は全然人がいなかったのに、ここの人たちは本当に皆昼寝をしていたのであろうか）などと思いつつ通り過ぎると、道に出したテーブルを囲んでいた若者たちにヨー！と声をか

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　ふと誰かに話しかけられているような気がして、顔を上げた。すると、そこには釣り人くんの心配そうな顔があった。彼は私が疲れている、と思ったのであろう。そこは陽が当たって暑いから、この陰に入りな、と、船着き場に作られた屋根の下の腰掛けに座るよう

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　我々を降ろしてくれた車掌は、じゃあ元気でな〜、てな感じで陽気にチェンマイ行き快速列車に乗り込み、去って行った。ぽつんと我々が残された駅には、全くと言っていいほど、人の気配がなかった。いるのは数羽のニワトリのみであった。　先程の無人駅に比べ

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　カチカチと鋏を鳴らしながら、車掌が近づいてきた。こんな時に限って車掌は頑固そうなこわもてのオヤジである。（頼む、どうかウソだと言ってくれ）我々の願いもむなしく、車掌は切符を手に取ると、フーンと唸り、次の瞬間、「わっはっは、これはチェンマイ

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　川面に映るやがて沈みゆく太陽を眺めていた。　友人とともに、それこそ何かに追いまくられるように、バスや列車を乗り継いで、あちこちを駆け回った。そんな日々にいささか疲れを感じ、ふと途中下車してみたのがこの土地だった。バンコクに着いた日に最初に

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押し入れを片付けていたら20年前のタイ旅行について書いた文章が出てきました。多少加筆修正しましたがほぼ当時感じたままアップします。それにしても長いです。暇な時にでもお読みください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊　1997年冬

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サタデー・ナイト・ライブというテレビ番組を皆さんご存知でしょうか？1975年からアメリカで放送されているコメディバラエティ番組で、ジョン・ベルーシ、チェビー・チェイス、ビル・マーレイ、エディ・マーフィ、アダム・サンドラー等、多数の著名コメディア

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2017年10月14日【名称】ニューウェルサンピア沼津（天然温泉あしたかの湯）【所在地】静岡県沼津市宮本字元野【泉質】カルシウムーナトリウム塩化物泉（弱アルカリ性）ひたひた降る雨の中、堤防で一日釣りをしました。マサはアオリイカを狙ってエギを飛ばし、

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2017年10月13日【名称】極楽湯　三島店【所在地】静岡県三島市三好町【泉質】アルカリ性単純泉13日の夜中から海釣りに行こうと言う話になり、6時半頃家を出てゆっくり夕食をとり、一路三島へ。11時半頃到着。通常ならば二人で1500円のところを、ネットのクー

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2017年7月13日【名称】湯河原温泉　こごめの湯【所在地】神奈川県足柄下郡湯河原町宮上 【泉質】ナトリウム・カルシウム塩化物・硫酸塩泉湯河原付近で温泉を探したらここが見つかったので行ってみました。初湯河原温泉です。同じ県内とはいえ足柄方面に足を延

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石鹸洗髪を始めて10週間ほど経ちました。先週、髪＆体洗い用石鹸がなくなったので、先日ワクワクしながら購入した「アレッポの石鹸」をおろしました。シリアで作られているこの石鹸はオリーブオイルとローレルオイルのみで作られていて、とても使い心地が良い

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6月13日【名称】立ち寄り温泉　伊豆高原の湯【所在地】静岡県伊東市八幡野【泉質】アルカリ性単純泉マサが「まめこの好きな温泉に連れて行ってやる」と言うので、「伊豆に行ってわさびソフトを食べて海沿いの温泉に入りたい」と言ったら、ついでに海釣りをす

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髪を洗うのを石鹸に替えてはや7週間ほど経ちました。相変わらずリンスをしてもきしきし軋んでいるのですが、ドライヤーで乾かすとさらさらです。「石鹸は洗浄力が強いので毎日洗うのではなく2日に一回くらいにしたほうがいい」といろんなところに書かれている

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