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日記一覧

以下、福田晃市「はじめての論語」より。君子の徳は風なり。小人の徳は草なり。草はこれに風を上(くわ)うれば必らず偃(ふ)す。 【現代語訳】上に立つ人の本質は、風のようなものだ。下にいる人の本質は、草のようなものだ。風がふけば草はなびくように、

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以下、田口佳史「言志四録・佐藤一斉の自分に火をつける言葉」を参考にしました。「天気予報では、今日は晴れると言っていたじゃないか」。「なんだ、春だというのにこの寒さは」。人はよく、天候に関する不満を口にします。一斉の時代もそうだったようです。

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老子「和光同塵」
2016年04月05日10:38

和光同塵自分の才能や徳を隠して、世俗の中に交じってつつしみ深く、目立たないように俗世間に交じって暮らすことを言います。「和光」は才知の光を和らげ、隠すこと。「塵」はちりのこと。転じて、俗世間。以下、境野勝悟氏「老子・荘子の言葉」より。謙遜と

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ハッピーな人の共通点
2016年04月05日10:21

ハッピーな人には、共通点があります。それは、感謝をたくさんしていることです。ハッピーなことがあるから、感謝しているのではありません。感謝しているから、ハッピーなことが起こるのです。感謝しなくなると、ハッピーなことは起こらなくなります。すると

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境野勝悟氏「老子・荘子の言葉」より。天は長く地は久し (老子七章)自分のことばかり考えるから孤独になる。天地自然の活動は、永遠である。なぜであろうか。これは、いい。あれは、悪い。これは、プラスだ。あれは、マイナスだ・・・・と、自分の考えだけを通

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菜根譚「自らを律せよ」
2016年04月04日18:09

【書き下し文】識は是れ一顆(いっか)の照魔(しょうま)の明珠(めいじゅ)、力は是れ一把(いっぱ)の斬魔(ざんま)の慧剣(けいけん)。両(ふた)つながら、少(すくな)くべからざるなり。 ・・・・菜根譚125【現代語訳】理解力は魔性を照らす宝石であり、

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閔子騫の親孝行
2016年04月04日17:57

孔子の門人で顔回と並び称せられた閔子騫(びんしけん)の親孝行ぶりは有名で、説苑(ぜいえん)にこんな話が載っています。閔子騫は二人兄弟でありましたが、その母親が早死にしたので、その父親が再婚し、そして継母に二人の兄弟が生まれました。継母は自分

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【書き下し文】君子の徳は風なり。小人の徳は草なり。草は之に風を上(くわ)うれば必ずふす。 (顔淵第十二)【現代語訳】上に立つ人の本質は風のようなものだ。下にいる人の本質は草のようなものだ。風が吹けば草はなびくように、上に立つ人が正しくすれば

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先日の日記で「意必固我」を取り上げました。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1951578183&owner_id=5089039このことについて、福田晃市「初めての論語」で、わかりやすく解説していますので、紹介します。【書き下し文】 子、四を絶つ。意なく、必なく、固な

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【書き下し文】民の過つや、おのおの其の党においてす 【現代語訳】人のまちがい方は、その性格のタイプによって決まってくる。以下、福田晃市「はじめての論語」より。自分の弱点をわきまえておこう気の短い人は、すぐにかっとなりやすいので、それで失敗し

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虚を致すこと極まれば静を守ること篤(あ)つし ・・・・老子16章自分の心を空っぽにする栄誉・財貨・地位、あるいは、「これがいい」「あれは悪い」という主義だの主張だのを捨てて、自分の心中を空っぽにすれば、つねに安らいだ静かな心を守ることができる。で

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【書き下し文】昨日を送りて今日を迎え、今日を送りて明日を迎う。人生百年此くの如きに過ぎず。故に宜しく一日を慎むべし。 ・・・・・言志晩録258以下、田口佳史「言志四録・佐藤一斉の自分に火をつける言葉」より。私たちは生きている限り、「昨日、今日、明日

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人の小過を責めず、人の陰私を発(あば)かず、人の旧悪を念(おも)わず。 ・・・・菜根譚前集105以下、守屋洋監修「菜根譚の教え」より。 「小過」とは小さな過ちのこと、「陰私」とは人に知られたくないこと、そして「旧悪」とは過去の悪い行いのこと。他人に

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人間万事塞翁馬
2016年04月03日09:04

昨日の日記「形を見るより根を観たい」では、野村克也さん、島田正吾さん、ジャマナカと言われた山中伸弥さん等々のケースをあげ、一時の失敗、不成功を見るより、長い目で人生を見ることが大切だと教えてくれました。「人間万事塞翁馬(にんげん・ばんじ・さ

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形を見るより根を観たい
2016年04月02日15:55

▼11打数0安打5三振。野村克也さんのプロ野球人生1年目である。拝み倒してもらったものの、シーズンの終了後には解雇を通告されている。その人が戦後初の三冠王になり、名監督になった。▼新国劇の名優とうたわれた島田正吾さんは駆けだしの昔、舞台で『千葉

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志は澹泊(たんぱく)を以て明きらかに、而して節は肥甘(ひう)より喪(うしな)うなり。 ・・・・菜根譚前11【現代語訳】「志」は淡白な生活で磨かれ、飽食な生活により失われてしまう。(贅沢な暮しは品格を失う)。以下、守屋洋監修「菜根譚の教え」より。今

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晦に処(お)る者は能く顕(けん)を見、顕に拠る者は晦を見ず。 ・・・・言志後録64【現代語訳】暗い所にいる者は、明るい所をよく見ることができるが、明るい所にいる者は、暗い所を見ることができない。【付記】本文は、下から上はよく見えるが、上から下は見

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伊勢の寂照寺の月僊(げつせん)和尚は僧としてより、画の名人として知られていました。何を書いても素晴らしく、しかも気品の高い絵でした。しかるに和尚は絵を頼まれるとすぐ、いくらくれるかを交渉して金に執着しすぎるので、人は絵を激賞しながらもその人

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家庭に個の真仏あり。「菜根譚前集11」(あなたにとって大切な人は身近にいる)。童話『青い鳥』をご存じでしょうか?幸せを運ぶ青い鳥を求めて主人公が各地を巡りますが、とうとう手に入れることができず自分の家に戻ったところ、自室の鳥かごでそれを見つけ

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天使の着ぐるみ
2016年04月01日10:06

マイミクの方が素晴らしい童話「天使の着ぐるみ」を書いておられますので、転載します。天使の着ぐるみ              作:そっぺ  ぼくの名前はトモ  ぼくね、生まれてから一度も歩いたことないんだ  一人で立ったこともないよ  ぼくの足は

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繰り返す言葉を持つ
2016年04月01日10:03

1)幸運だと思い込む訓練松下幸之助さんは、自ら運を信じていましたし、また自ら運がいいと信じる努力をされていました。 致知出版社のメルマガによりますと、松下さんは「私は本当に運のいい男だと1日に20回も言いました」とありました。全世界のブリタニカ

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