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日記一覧

今年これからの演奏会
2018年09月30日07:46

・10/1佐藤美枝子 チャイコフスキー・コンクール優勝20周年記念リサイタルチャイコフスキー、ドリーブ、ベッリーニ、ドニゼッティほか紀尾井ホール20年前の22歳での優勝凱旋リサイタルも、ここで聴いた。42歳と、女ざかりと人生の成熟を迎えてい

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私が読んできた個人全集
2018年09月29日10:07

1.漱石2.鴎外3.太宰治4.檀一雄5.石川淳6.坂口安吾7、開高健8.三島由紀夫9.金子光晴10.小林秀雄11.吉本隆明12.江藤淳海外では、上記のような完全な全集ではないが、下記の文学者たちの仕事の生涯にわたっての代表作品はかなり読んだ

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使い勝手のよい鞄は、案外ありそうでない。私は、もっともらしいアタッシェケースは嫌い、会社立ち上げの24年前に銀座の革製品専門店で見つけたA4サイズの手提げの鞄を愛用していたのだが、さすがにボロくなった。新たな会社立ち上げを機に買い替えようと

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むかし、江戸時代の老舗の有名質屋では、雇った小僧に、毎日毎日、一流の刀剣や陶磁器や屏風絵などを、そればかり日がな一日眺めることを続けさせたそうである。まあ、すべての小僧ではなく、これはという者だけに限られたのだろうが。それは、人の、感性から

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ある作家、思想家の個人全集の各巻に挟みこまれる月報というものがある。私はこれを見るのが好きだ。そこには、その全集の著作者の、作品や文章そのものからでは伝わってこない横顔や、思いがけない一面が知られるからだ。そういって、すぐ浮かんでくるものに

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芋煮会パーティーへ
2018年09月25日17:47

先日のテレビニュースで、山形の何とか川の河原でこの季節恒例のそういうものが開催され、直径6・6メートルの巨大鍋で芋煮が旨そうに煮立つ様子が映し出されていた。その地では遥か以前から知られた名物料理だが、数百人、一千人規模でそれをやろう!とアイ

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ご丁寧なご回答、痛み入ります。まず申しておきますが、私は安倍を、個人としても保守政治家としても、たいして評価してはおりません。ただし、無教養が明らかな個人の資質や水準はともかく、目に余る忖度やお友達厚遇などのこの数年の失政を除けば、政治家と

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80年代におこなわれた「性の幻想」と題されたその対談のなかで、太宰治をめぐってのこういうやりとりがある。大庭「私は太宰は嫌いです。自分の傷を舐めることばかり書いている甘えが耐えられないんです」吉本「大庭さんは、戦争期の太宰のものを読んだこと

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柄谷行人の『世界史の構造』は、今世紀になってからはじめて出現した日本人による大きな仕事だ。視線の先にあるのは、ドイツ観念論のカント、ヘーゲル、そして唯物論のマルクスである。この3人は、当時のヨーロッパのなかで政治的、経済的、社会的に後進地帯

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8月12日に富田林警察署の面会室から脱走した樋田が、1か月以上経つというのに、捕まらない。その署長、府警本部長、中央の警察庁長官は焦りを日々深め、やきもきが、一時も去らないであろう。もしこの30歳の未決犯罪者が強姦、強盗などの凶悪犯罪でも起

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この夏は、この場で、バーデビューしたいと思っているんですとコメを頂戴したマイミクの悠さんのそれの実現に、意を注いだ。私がずっと行きつけの銀座の毛利バーで修行し、故郷の京都で念願の自分の店をオープンさせたオーナーバーテンダーの山元陽介さんの素

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そういうものが出てきた。最初の十八歳のものは、大学入学願書に貼付するために撮ったもの。意外にも、案外知的で(メガネの効用でそう感じるだけか)、若々しく(当たりまえだ)、またあのヤクザ大学を全国から目指して集まって来る若者たちがいずれもそうで

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学生時代のLP盤から持ち、その後の人生でずっと聴き続けている音楽はそう多くはない。そのうちの1つは、バックハウスのものである。それは、以下のものだ。・バッハリサイタル・ハイドンリサイタル・モーツァルトリサイタル・ブラームスリサイタルそれ以外

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音道貴子シリーズの1つの『風の墓碑銘』以来久々ではないかと思われるこの本格的長編の底には、作者乃南の強い思いが脈打っていると感じられる。敗戦後やってくる戦勝国兵士たちへの性サービス専門施設をあの敗戦の3日後に政府がつくり、そこに一般から4千

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ふたたびの会社立ち上げ
2018年09月12日13:33

先月末に事業を廃業、会社を閉鎖して、撤収を終えた。これでリタイアかと思っていたのだが、ある昔の知人からお声がかりがあり、また銀座の裏通りで新たな会社を立ち上げることに、なった。うまく立ち上げられるのか、軌道に載せることが出来るのかは、まった

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