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2018年09月25日17:47

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芋煮会パーティーへ

先日のテレビニュースで、山形の何とか川の河原でこの季節恒例のそういうものが開催され、直径6・6メートルの巨大鍋で芋煮が旨そうに煮立つ様子が映し出されていた。
その地では遥か以前から知られた名物料理だが、数百人、一千人規模でそれをやろう!とアイデアを出した者がいて、その第一回のイベントが89年に開催された。
今回はそれから29年めで、初代と二代めの特製の大鍋はだいぶ痛んだため、地元の企業や全国の県人会などに寄付を募り、くだんの三代めの巨大鍋を出現させた。一万人以上に同時におなじスープを振る舞うギネスにチャレンジしたそうである。
私はギネスへの挑戦はどうでもよいが、東北の天地に秋がやってくるころになると、毎年テレビの映像に、その様子が映し出される。遠方でそれを画面で眺めるのも快哉である。
山形の芋煮会は、戸外でやるところに醍醐味がある。
天高く晴れ上がった東北の蒼穹の下で、河原で大勢でその熱々の芋煮をつつき、はふはふ言いながら食べる、当然持ち込んだ旨い地酒を酌み交わす現地の人びとのさまは、じつに愉しそうである。
自然と季節の旨い食いものと気心のよく知れた幼馴染の知友たち。
生きる歓び。
それを現地で味わっていない私は、それが無念でならない。
そこで、先日のテレビの映像を眺めた後、あることを思いつき、すぐさまある人間にメールを送った。
宛先は学生時代以来の旧友の山形・米沢出身のSだ。
文面は、「山形の芋煮会を、今度八王子のおまえのうちで、みんなを招待して、やるように!」
返事は、「分かった。来月10月の後半に一週間、カミさんが岡山の実家に帰るので、そのあいだなら、何の配慮も忖度も要らない。そこでどうだ。OやTやIさんも呼ぼうぜ」
Iさんとは、大学時代のおなじクラスの女性で、横浜フェリス出身。外資商社に入ったが辞め、その後海外ミステリーの翻訳家になった。ミステリー翻訳家としてはデビューが遅く、デビューが遅かった割には翻訳冊数が多いと、いわれているそうだ。
八王子のそのS邸でやる当日が、お天気がいいといいな。
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