八幡製鉄所の紹介とそこで働く人たちの悲喜こもごもを描く群像劇。木下惠介監督作ではあるが本作には映像のギミックはあまり感じられない。企業PR映画と人間ドラマが一緒に描かれるあたりか。労働者とインテリの格差、軽薄なインテリと真摯な労働者のどちら
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前作で故郷に錦を飾ろうとしたお人好しストリッパーのカルメンが東京で前衛芸術家に恋をし、似非インテリに利用されたり馬鹿にされたり、それでも健気に生きていく。日本最初のカラー映画「カルメン故郷に帰る」の主人公のその後の生き様を見せる木下惠介監督
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