10月29日木曜日、曇。
朝食後、クルマに乗ってブックオフに向かった。と、横須賀線の踏切内で電車が止まっている。5分くらい待ったが、前のクルマが一台また一台とUターンして引き返すので、私もいったん自宅へ戻ることにした。
不運というのは疫病神のようなもので、運が悪い時は第2弾3弾と続くものだ。今日はひっそりと送ろう。そしてケアレスミスを防ぐべく、些細な行動でも慎重に。自分はバカだから注意し過ぎるくらいがいい、というスタンスは前期高齢者に達した頃から身に付き始めたが、気を抜くことがままある。これがバカのバカたる所以である。
しかし、午後イチもう一度クルマに乗ってブックオフに向かう。
どうしても読みたい本が(売れていなければ)ある。
それは大岡昇平の『ミンドロ島ふたたび』で、古谷経衝の『激戦地を歩く』で得た知識を、大岡の体験記で補って自分なりに完成させたいと思った。2カ月くらい前からこの中公文庫が棚にあって、見つけたときには「読んでもいいか」くらいの気持ちだったのだが、いまは知的切望感がある。
店舗に着いてすぐに文庫棚に行くと、あった!
今日は1時間以内、と心に決めて店内を回っていると、南杏子の『アルツ村』という単行本に目が止まった。南は現役医師の作家。現代の姥捨て山を巡るドラマ、というような内容らしい。
この2冊を買うことにして、帰りの運転も慎重にした。制限速度40キロの県道を40キロで走ったのだが、後続車は苛つくだろうな。全国的なルールでは、制限速度+10キロ以内がスタンダード(苦笑)。ここまでなら違反切符を切られないらしい。
帰宅後、いい本をゲットできたことが嬉しくてありがとうという気持ちになって、庭の落ち葉掃きをした。今夜から雨らしいし。
夜はリゾマンのオンライン理事会がある。
旧来の理事は私ひとりで、残り5人はここ何年かで購入した人たちなのだが、かつての10分の1くらいで買っているのですなわち貧困ビジネス的な経済観念が見え隠れしててとてもいやな感じ。自分にあっては完全アウェーなので、早く辞めたくて仕方がない。
老後はやりたいことをやる。やりたくないことはやらない。
仲間は口々にそういう。
8割くらいは当たっている。が、この志向を徹底しちゃうと、これまたバカになっていくような気もする。
ログインしてコメントを確認・投稿する