昼過ぎにサイクリングがてら図書館へ。開設100周年の記念講演会を申し込む。 2階の開架室で興味をひく本を物色していたら、政治本の一角で安倍晋三の名著『美しい国へ』があったのでまたぱらぱらページを捲ってみた。そしてそのすぐ横にあった『真の保守
正面は海なのだろう。《Welcome to the Wind Hotel》という標識が見えた。 右手に断崖がちらっと見えた。 ふたたび《Welcome to the Wind Hotel》の標識が目に入った。 あっと思う間もなく、道の両サイドにはよく手入れされたガーデンが広がっている。ど
正午、父の従兄から有無を言わせぬ内容の手紙を受け取る。 ○○日に鎌倉へ行く。鶴岡八幡宮で待つ。ステッキを肩に白のポロを着ているのが私だ。貴君が見つけ給え。目も歯も頭も段々とダメになってきている。そこをきちんと抑えて対応しなさい。 内容はほ
スーパーの鮮魚コーナーで「塩釜から直送!」と朱書きされたPOPが目に入った。 POPの下には3種類の切り身パックが売られていたので、「天然ぶりのバジルソース」と「つぼ鯛の西京漬け」を買った。ともに、パッケージの上にシールが貼られている。「がんば
昨夜、午後零時前からマイミクさんから送られてきた書き下ろし新刊文庫を読み始めた。展開と構成が面白く、200ページほど読んだところで寝た。午前2時前だった。もう少し起きていたらF1カナダGPのテレビ中継が始まるのだが、目がどうにも疲れたので諦めて
風邪が治らぬ 朝、ぼっとテレビを見ていたら姜尚中が福島を訪ねる映像が流れてきた。この人は自身と向き合うのも真剣だが、他者とも真摯に向き合う。 それから1時間後、近所のお住まいのかたと道で偶然すれ違ったので、以前から訊いてみたかった質
震災から3か月が経った。 今日は(朝日の)新聞回収日だ。溜まった古新聞を所定の袋に入れようとして、思い出した。 ある人のブログで、「声」に福島の高校生の「いっそのこと原発なんて全部爆発しちまえばいいんだ!」という発言が載っていた、と紹介さ
あずさと境内を散歩していたら庭師さんと遭った。立ち話をしていると、彼が「あっ、ふきがこんなところに出てる」と言いながら切って捨てようとしたので、あわてて「食べられるでしょ?」と私は問うた。「もちろん食べられるけど持ってく?」と言うので、今
体調、相変わらず悪く朝8時、這うように起き出した。 朝食後、ベッドの木枠にもたれて『日本縦断アイヌ語地名散歩』(図書館本)を読んでいたら、少しずつ気持ちが晴れてきた。これはアイヌ語特有の地名が自然や地形を直截法でつけられているという自然崇
今朝起きたら風邪は……治ってないどころかひどくなっていた。そうそう奇跡は起きないものだ。 ちょうどお昼どき、仕事のメールを送ってから、ラジオ英会話の放送まで中途半端に時間があったものだから、石田ゆり子と中山忍の写真でも見ようとググリ、中山
1年ぶりに風邪をひいた。朝、あまりに体が重く、腐敗臭に近い匂いが鼻の奥に漂っている。体力がないのが本当につらい、自信喪失。 朝刊の文化面を読んでいたら、略歴でいがらしみきお(漫画家)が仙台在住であることを知り、彼の寄稿に俄然興味を抱く。 内
土曜日日曜日月曜日と計3日間、一日2時間ずつ、中編小説の校正に時間を割いた。 震災が起きる前に未完成ながらほぼまとまっているその作品を読んでいた。いまどきの若い者を描いた佳作なのだが、ときどきはっとするような描写があって、作者の将来性を感じ
朝9時、iPadで朝曰新聞DIGTALを読んでいたら、妙な広告があった。「思い立ったらすぐに旅しよう」 クリックしたら日本全図が表示され、現在地を示すように指示される。関東→神奈川→鎌倉と絞ってタップしたら、どこに行きたいか訊いてきた。 ふたたび日
早期退職仲間の友人2名とランチをしたあと、自由が丘から来た友人に「帰る? それともどこか行きたいところある?」と訊いたら、長谷寺を所望した。 鎌倉あじさい勝手連の私としては願ったり叶ったりだ。そろそろ長谷寺(と同地区にある光則寺)へ行きた
新聞の一面から消えるまで、このたびの震災で亡くなられたかた、行方不明のかたのそれぞれの総数を手帳に記すことが、朝いちばんの日課となった。 当初は3万人超と推定されていたのだが、死者と行方不明のかたの合計数は固まってきて、先週あたりから合わ
隣の婆さんから庭でとれたレタスと夏みかんをもらった。 レタスは巻きが弱く白菜の失敗作のように見える。おいしい味など想像出来ない。 かといって捨てるのも申し訳ないので、サラダで食べることにして、ざっと水洗いしてからボールに張った冷水に漬けて