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2026年10月29日09:50

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日本の漫画は、どうして世界に普及したのか、概要から

日本の漫画は、どうして世界に普及したのか その特殊性 概要から
 日本の漫画のルーツというと、絵巻物を上げる人が多い。鳥獣戯画などは、漫画そのもので、昔から日本には、漫画のようなモノが存在した。江戸時代の北斎漫画もそう。浮世絵は、まさに漫画であり、萌え絵だった。そもそも、日本の大衆は、昔から漫画的なモノが大好きだったのだ。歌舞伎や浄瑠璃もそうで、お富さん(与話情浮名横櫛)は、大店の放蕩息子が、ヤクザの親分の愛人に一目惚れしてしまって、手を出し、えらい目に合うというお話し。そりゃまあ、そうなるだろ、というストーリー。落語などにも、SFチックな噺は、結構多い。自分が好きなのは、江戸時代の長屋に住む庶民が、花見をするという噺。歌舞伎も落語も、エンタメだった。漫画との共通点も多い。日本の漫画は、明治以降、西洋の影響を受けた漫画と、江戸時代からの流れの中の漫画が混在していた。漫画家が、ネタを探す時に、落語や歌舞伎などを参考にしていた訳で、日本のエンタメの物語は、長い日本の歴史の中で、連綿と続いていた。特に、日本、海外を問わず、神話を漫画の題材とすることも多かった。これも、漫画の特徴の1つではないかと思う。落語のような庶民の日常と、神話が矛盾なく共存する世界。それが、漫画の世界線だ。西洋のコミックにも、同じような性格は、あったのだが、ある時から、硬直が始まる。自由を失ってしまうというか、型にはまってしまうというか、アメリカのヒーローもののコミックが典型だろう。また、漫画の表現は、広がってはいくが、それが、アート的、という、これまた型にはまった価値観で固めたような世界に入り込んでしまう。アートとエンタメがまるで対立するかの如しの、解釈だ。純文学なども、エンタメを嫌って、狭い路地に迷い込んでしまった。欧米の考え方には、階級肯定感が強く、階級が上がるに従って、狭く、細っていく。少数のエリートが指導者となる、とか、どんどん少数になっていき、結果、パワーを失ってしまう。マスのパワーを失ってしまうと、先細ってしまうのだ。西洋文化が持つ、宿命のような弱点を、日本の文化が補完するようになる。これは、漫画に限った話しではなく、いろんなジャンル、スポーツ、音楽、ダンス、アートでも同じ。世界のコミックは、日本の漫画から刺激を受けて、変わり始めている。数世代後には、日本と変わらないような漫画が世界から登場するようになるだろう。

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