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2026年09月07日17:05

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短歌

まだ生きている人の話も過去形でそれが少しだけさみしい夕飯#短歌





中野から新宿までの一駅があなたを過去にしてしまうから #短歌



まぶしくて息ができない夜だって きみのパレードは終わらないよね #短歌



振り向いたあなたの口に飼われてた光る小魚が逃げてゆく夜 #短歌



コンビニで買った炭酸ぬるくなる迄の自由を芝生が照らす #短歌



あの頃の明かりへ自転車を寄せながら解説欄のない日々を生きる #短歌




しゃぼん玉われてしまってからとなぁ 掌にひかり置いた気がする #短歌



白すぎて何も始まらない紙を空の続きとして持ち帰った #短歌



三階のダイソーへ向かう途中にも空は空白を増やしていった #短歌



好きなおでんの具を書かされる 名札にも個人情報の端っこがある #短歌



洗いたてみたいな風が窓から来て昨日のことを忘れてしまう #短歌



スタメンに選ばれもせずベンチから見ていたような夏の始まり #短歌



ソーダ水の底でほどける青のよう誰も責めない風が吹いてる #短歌



更衣室のロッカーひとつ閉じる音 眠れぬひとの羽音みたいで #短歌



世界では戦争があり その一方 猫はまっすぐ恋をしている #短歌



集計の結果と呼ばれるそのあとに誰も責任を持たない角度 #短歌



民意とはつまり他人のことだからわからないまま生きてきました #短歌



水色のカーテン少しふくらんできみの名前を部屋がおぼえる #短歌



人間の六割水なら残りには何が入ってる 君を思えば #短歌



穏やかでいるしかなかっただけなのに褒められるのは少し困るな #短歌




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