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2026年06月14日14:35

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永井紗耶子さんを4冊

永井紗耶子さん「木挽町のあだ討ち」が面白かったのでもう4冊。

どれも面白かったです。1冊も外れがないのが凄い。
「旅立ち寿ぎ申し候」が一番面白かったかな。

永井紗耶子「大奥づとめ: よろずおつとめ申し候」新潮文庫

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上様の寵愛こそすべて、とは考えなかった女性たちがいた。御手つきとは違い、昼間の仕事に励んだ「お清」の女中たち。
努力と才覚で働く彼女たちにも、人知れず悩みはあって……。
里に帰れぬ事情がある文書係の女、お洒落が苦手なのに衣装係になった女、大柄というだけで生き辛い女、負けるわけにはいかぬが口癖の女。
涙も口惜しさも強さに変えて、潑剌と自分らしく生きた女たちを描く傑作。
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永井紗耶子「横濱王」小学館文庫

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昭和13年、青年実業家の瀬田修司は横濱に降り立った。関東大震災から復興した横濱は、ジャズが流れモガ・モボが闊歩する華やかな文化あふれる国際都市。
折しも日中戦争が始まり、軍需景気にあやかりたい瀬田は、横濱一の大富豪である原三渓からの出資を得ようと、三渓について調べ始める。
実業家としての三渓は、富岡製糸場のオーナーであり「生糸王」の異名を持っていた。関東大震災では、復興の先頭に立ち私財をなげうって被災者の救済にあたった。
また、稀代の数寄者として名を馳せ、茶の湯に通じ、「西の桂離宮、東の三渓園」と言われる名園を築いた文化人。
前田青邨や小林古径など、日本画家の育成を支援……と、いくら調べても交渉材料となるような醜聞は見つからず、瀬田は苛立つ。
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永井紗耶子「旅立ち寿ぎ申し候」小学館文庫

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時は、大老井伊直弼が惨殺され、動乱の気配が漂う幕末。
紙問屋永岡屋で誠意一筋、長年精勤してきた勘七は、主人善五郎の強い望みで跡を継ぎ、若旦那となった。
その勘七に小諸藩の上屋敷奉行高崎から大きな初仕事が舞い込む。藩札作りだ。
小諸藩は明君の呼び声高い藩主がおり、政は安定、財も潤沢らしい。藩札作りには二千両も支度してあるという。
幸先のよい出だしを切った、勘七がそう思ったのも束の間、商売仲間である醤油問屋広屋の浜口儀兵衛から、藩主が亡くなったと耳にする。
胸に不安が膨らむ中、ある夜、永岡屋が盗賊に襲われてしまう。盗賊はなんと高崎の配下だった。
配下は藩札と版木を入れた行李を盗んで姿を消したのだ。
襲われた際の傷がもとで、命を落とした善五郎を悲しむ暇もなく、主人として小諸藩に赴き、商いを質す勘七。
だが、新任の上屋敷奉行は「賂を受けていた前任の空の商い」として、二千両を踏み倒しにきた。
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永井紗耶子「帝都東京華族少女幻冬舎文庫

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明治三十九年の東京。千武男爵家の令嬢・斗輝子は、住み込みの書生たちをからかうのが楽しみだが、なぜか帝大生の影森にだけは、馬鹿にされっぱなしだ。
そんな二人が参加した夜会で、殺人事件が起きた。嫌疑がかけられたのは、斗輝子の祖父・総八郎。影森と斗輝子は、総八郎の疑いを晴らそうとするが―。
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