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2026年05月24日08:52

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やりたいことと出来ることは別

やりたいことと出来ることは別 
 ロシアが、やや有利に展開していたウクライナ侵攻も、潮目が変わりつつあり、欲をかいて判断を誤ってしまった。投資の世界では、タイの頭と尾っぽはくれてやれ、という格言があるそう。これは、タイの全てを取ろうとするな、ということ。次にくるのが、落ちるナイフは握ろうとするな。つまり、落ち始めたら、しばらくは静観しろ、ということ。マイナスに動き始めたら、手が付けられなくなってしまうのだ。流れとはそういうもの。中国は、台湾を何とか侵略したいと考えている。これは、中共の建国以来の悲願だ。習近平は、台湾併合を達成して歴史に名を残そうと考えている。だが、現状では、無理。その原因は、まずは、アメリカ。アメリカは、歴史的に中華民国と関係が深い。アメリカのアジア戦略には、歴史がある。フィリッピンを植民地にしていた時代。中国にも租界をもっていた。後半はイギリスとの共同租界となっていた。中華民国とは関係が深く、アメリカが支援する格好だった。だが、中華民国が政治的に腐敗してしまい、アメリカが見限っていた時期があった。その時に、中国内で内戦が起き、その時、アメリカは、中華民国側を助けなかった。アメリカは、アジアで、幾度も失敗を繰り返している。中華民国は、台湾へ逃げ、拠点とした。その後、朝鮮半島で、北朝鮮の南進が始まり、中国、そしてソ連が、支援に回った。韓国は、一気に南端に追い込まれる。そこで、アメリカは、連合軍を組織して参戦、北朝鮮軍を押し返していく。だが、勝つまでにはいかず、38度線で停戦、その状態が今も続いている。朝鮮半島にしても、台湾問題にしても、棚上げ状態になっている訳だ。ソ連がバックに付いているので、アメリカもなかなか上手くはいかなかった。だが、ソ連と中国が、揉め始める。部分的な戦争状態にもなった。そこで、中国は、アメリカと手を組むことを決断。ソ連に対抗しようとした。米中国交正常化がそれだ。その流れから、日本も中国と国交を樹立し、台湾との国交を絶った。政治的には、日本と、台湾との国交は無い状態。そして、ソ連崩壊、ロシア誕生という大きな変化が起こる。ソ連崩壊は、社会主義国家、共産主義国家の失敗を意味する。中国は、改革開放路線に大きく舵を切り、経済的成功を得る。アメリカは、ベトナム戦争に介入して失敗、アフガニスタンに介入して失敗と、アジアでは、失敗が続く。アメリカ国内で、反戦運動が激化する。今般のイラン介入への批判は、アメリカの戦争の苦い経験による。基本的にアメリカ軍は、ゲリラ戦や乱戦に弱いと思われている。ゲリラ戦に関しては、かなり改善されているようだが、やはり犠牲者が多数出るのは否めない。特に、ベトナム戦争でアメリカ軍は、苦渋を舐めさせられた。ゲリラ戦では、北ベトナムが一枚上手だったということのよう。慣れないジャングルでの戦闘は、アメリカ軍には不利だった。世界最強と言われるアメリカ軍でも、やはり弱点はある。中国人民解放軍は、どうかというと、伝統的に陸軍は強い。これは確か。ゲリラ戦にも強い。だが、海軍と空軍に関しては、経験が圧倒的に足りず、アメリカ軍とは、比較にならない程の大差がある。やはり、アメリカ軍の方が、圧倒的だ。アメリカ軍は、空軍も海軍も非常に強い。日本も海洋国家なので、海軍は伝統的に強かった。日本がアメリカ軍と手を組めば、勝てる国は、無いだろう。それ程の大差になる。つまり、中国の台湾侵攻は、アメリカが睨みを効かせている内は無理なのだ。さすがの習近平も、そこは自覚している模様。一部では、アッパラパーになって、台湾侵攻を実行するのではないか、と言われているが、回りが必死で止めるのではないかと思う。止めないと中国が崩壊する。アメリカは、本当にやり返すからだ。トランプは、何も言わなかったから、中国に阿っているのではないか、という判断は、まったくの間違い。世界でアメリカがこれまで、何をしてきたのか、ということ考えたら、台湾だけ、関わらないなんてことは、あり得ない。アメリカ軍基地が、日本、韓国、グアム、そしてフィリピンに展開している。全て、中国包囲網だ。中国側は、甘い夢を見ないことが大事。かつて、沖縄に、核ミサイルが配備されていた時期があったのだ。中国にとって、アメリカとは戦争をしない、ということが何よりも重要。
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