絵巻物好きとしてはこれは外せない。午前中通院の夫と待ち合わせて東博へ。
まずは恒例の…
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=2737
ヨーロッパの北西部に位置するアイルランドの首都ダブリンには、チェスター・ビーティーという文化施設があります。ここには、アメリカの鉱山開発で成功し、世界の様々な美術作品を収集したアルフレッド・チェスター・ビーティー卿(1875–1968)のコレクションが収蔵されています。ビーティー卿は1917年に日本を訪れており、特に日本の物語絵については、ヨーロッパ随一のコレクションです。本展は、これらチェスター・ビーティー・コレクションのなかから、アイルランド外ではなかなか見ることのできない選りすぐりの日本の物語絵25点をご紹介するものです。
チェスター・ビーティー・コレクションは、1988年から翌年にかけて、東京、神戸、名古屋で展観されました。また、同コレクションの至宝ともいえる、玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を描いた狩野山雪筆「長恨歌絵巻」は「在外日本古美術品保存修復協力事業」によって修理された作品です。このように、日本とアイルランドは美術を通じた交流をこれまでも続けてきました。2025年には日本とアイルランドの外交、経済、文化の交流拠点であるアイルランド・ハウスが開設され、両国の文化交流はますます盛んになっていくことが期待されます。この機会に、美術がつなぐ日本とアイルランドの友好関係にも思いを馳せていただけたら幸いです。
アルバムあります
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000121437511&owner_id=2083345
狩野山雪筆《長恨歌絵巻》巻上 江戸時代 17世紀
玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋を、辻惟雄氏が「奇想の絵師」とした狩野山雪が描いた絵巻物。前半は、玄宗皇帝が楊貴妃を寵愛するあまり国が傾き、安禄山の乱が起きて、楊貴妃が処刑されるまでを描いている。最高級の絵具を用いて精緻に描かれた豪華絢爛の絵巻物。続きが見たいから、後期も来なくちゃ!
場面転換のために描かれた岩や松の存在感!
宮殿、楼閣が美しい木々やたなびく雲に囲まれ、この世のものとは思えない感じ
安禄山は宮殿を焼き払う。炎がすごい。琴を持ち出す兵士がいる?
楊貴妃が処刑される場面。奥ではお付きの者が悲しんでいる
《十二類合戦絵巻》江戸時代 17世紀
十二支主催の歌合で狸が判者になろうと申し出るが反対され、恨んだ狸が十二支以外の動物たちと語り合って合戦を挑むという話。
三井記念美術館で同題の絵巻を見たが、そちらは束帯姿の歌合の場面。こちらでは武具をつけての大合戦。
伝田中訥言筆《百鬼夜行絵巻》江戸時代 18〜19世紀
本展に合わせて、別の展示室で東博所蔵の《百鬼夜行絵巻》4種が展示されていて、比較してみたり、すごく楽しい〜!妖怪好き、絵巻物好きにはたまらないね。
ごとく猫
伝狩野孝信筆《竹取物語絵巻》巻上 江戸時代 17世紀
翁が大事そうに姫を持ち帰る
《源氏物語絵巻》巻一 江戸時代 元禄元年(1688)頃
光源氏と夕顔
「雀の子を犬君が逃しつる」の若紫の場面 光源氏がのぞいてる
《俵藤太物語絵巻》巻上 江戸時代 17世紀
俵藤太こと藤原秀郷は琵琶湖の龍神を困らせていた大百足を退治
《酒呑童子絵巻》巻下 江戸時代 17世紀
インド神仏話のようなビビットな色遣いと平面的な絵。異時同図法を柱で区切っているところもコマ割りみたいで楽しい。
でも、やっぱり最後は残虐で、酒呑童子たちに殺された姫たちの骨や手足が発見される。
《熊野の本地》上 江戸時代 17世紀
金をふんだんに使った豪華な本。
五衰殿女御を妬む妃たちが占い師に賄賂を渡し、偽の占いを告げるようにいう場面
天竺摩訶陀国で五衰殿女御は非業の最後を迎えるが、その子が父と再会し、蘇った母とと共に海を渡って熊野三所権現となる物語。
《宇治拾遺物語絵巻》江戸時代 17世紀
ある武士が夜に光るものを射止めたら
巨大なムササビであった
《平治物語絵巻》江戸時代 17世紀
水鳥が立つ音を聞いて、頼朝軍が攻めてきたと思い大混乱する平氏、有名な場面。飛びたつ鳥と富士の山が優美
《義経地獄破り》上 江戸時代 17世紀
修羅道に落ち、苦しみを受ける源義経主従が地獄を征服する物語
住吉広守筆《十二ヶ月花鳥図巻》江戸時代 18世紀
さすがやまと絵の住吉派、細部描写が細かい
単眼鏡で見ても小さい千鳥が
こんなにも見事に描き込まれている
住吉具慶筆《都鄙図巻》江戸時代 17世紀
市中と郊外の景を描く風俗図巻。のどかな農村風景、こちらも細かい
さいごは、伊藤若冲筆《乗興舟》江戸時代 明和4年(1767)頃
拓版画のこれは、何度も見たことはあるが、こちらは相当状態がいい。モノクロームの幻想世界にともに船旅をしている思いになる。
アルバムあります
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000121437511&owner_id=2083345
7月20日まで(前期は6月7日まで)
他の常設展示は別の日記で
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