3月31日火曜日、雨。
昨夜、寝る15分前まで今野保著『羆吼ゆる山』を読んでいた。
戦前の北海道道南エリアを舞台にした樋口氏のヒグマ話。著者が熊を見た、追った、撃ったことだけが描かれている。並みの熊文学は太刀打ち出来ぬ面白さ。この本は返却日が日曜までなので、期限を過ぎてしまった。反省。
読みながら、2024年の夏に急逝した友人土倉を、心の片側で想っていた。札幌出身の彼ならどう読んだことだろう。1990年代の終わり、彼がプロデュースした名刺サイズ判の電卓を使い続けている。使うたびに土倉を意識し、偲んでしまう。ずっと会話を続けているわけだが、当たり前のことながら彼は応えてくれない。
今日はほぼ終日、強風が吹き荒れ、雨は間断なく降っている。
身体を休めつつ、校正に打ち込むという目的に完全合致した天候だ。
校正は予定の6〜7割進んだ。小学校からこのかた、目標達成率はだいたいこのくらいのていたらくぶりなので、自分としてはぎりぎりの及第点といったところ。
午後3時、歩数を稼ぐために家を出た。S銀行に行って駐車場代を振り込み、M銀行に行ってお金を下ろした。大きく迂回しながら家まで戻るコース。途中、野菜の無人販売所に寄ると、キャベツが3つの箱に分けて売られていた。50円、100円、150円。50円は一般的なキャベツで、100円150円は春キャベツ中と大。ポケットを探ったら50円玉も100円硬貨もあったので、ちょっと迷う。いじましく、50円のキャベツをチョイスしたのだが、それでもずっしりと重く、傘をさして歩くのがつらかった。帰宅したら、靴下はぐっしょり、ジーンズも横風のせいで濡れた。
可もなく不可もない一日。
あとは小学校の友人と、映画「金子文子」推しの友人にメールを書いたくらいで、他に特記することなし、
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