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2025年12月23日19:35

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年末も押し詰まって

 12月23日火曜日、晴れ。
 一昨日の日曜午後イチ、とある私鉄の駅に降り立った。
 詩人に妹さんがいて(没)、そのご長男氏がご健在。そして、問題はここからなんだが、ご長男さんがなんと若かりし頃に出した非売品の詩集をお持ちだという話が先々週、降って湧いてきた。
 既に全集の編集は8割方終わって(第4校)、これから先は私が解説を書き加え、カバーや帯を作成して4月刊行の予定になっている。
 ここに来て、新たな詩集が発見されると、大幅な作業が追加され、実務上4月刊行など間に合うわけがない。
 で、ご自宅に伺うと、既にその詩集と詩人の若かりし時代の写真と、さらに手紙がまとめてリビングの床に置かれていたのだった。
 嬉しい気持ちも当然ある。その場で詩集をめくり斜め読みをしたら、みずみずしい詩人の感性溢れる随想が綴られていて、これは構成をやりかえるしかない、という新たな気持ちになった。が、こんな段階でのやり直しというのは当然、担当編集者や関係各位には迷惑千万で、かく言う私もまた翻刻をし、解説は書き直さないといけなくなる。緊張感の持続をこれからさらに半年続けられるのか、不安でもある。
 翌月曜日、担当編集者に電話をした上で、構成をやり替えることとなった。
 まずは手紙を年末年始で翻刻し、正月明けに編集者へ送ろう。
 充実した”冬休み”になりそうだ(苦笑)。
 
 今日は午前中、気晴らしを兼ねて図書館へ。返却本をいったん返して同時に借り直す。お金だと憂鬱だが、本なので利子はない。解説のための高価な本なので、図書館はホントありがたい。
 本の雑誌1月号をざっと一冊丸ごと読んだ。が、精神的な余裕がなくて、メモをとるのも億劫で、後退的な気分だった。
 午後5時、先日来の外構工事が終わった。庭の生け垣を撤去し、新たな「塀」となった。しかし、塀でもなければフェンスでもない。丸太を20本ほど打ち込み、2枚の横板を横木にした、すかすかの境界棒のようなもの。
 一軒家に多く見られるフェンスやコンクリート壁は工場でつくられたただの人工物でしかなく、私の目には魅力がまったく感じられなかった。なので、近所のちょっと変わり者に、アートの力を我が家に貸しておくれ、と依頼し、1年待ってようやくやってくれたのだった。
 これで我が家が再生した。
 今度は私の番だ。生きる意欲を高めて、飛躍する年齢でもないのだけど、たとえ1センチでもいいから向上したい、と強く願う。
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