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2025年12月12日11:24

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初心者のための油彩画入門、筆の話し

初心者のための油彩画入門 筆の話し
 油彩画の場合、豚毛の筆を使うのが一般的で、初心者セットに入っているのも豚毛の筆。確かに必須で、豚毛の筆は、一揃い持っていた方が良いと思う。だが、短所もあって、まず、毛が硬過ぎること。そのため、固い油絵の具を使うようになり、絵の具にオイルを混ぜて使わない癖が付いてしまう。また、塗った絵の具を動かしてしまうのも、硬い豚毛の筆のデメリット。逆に、キャンバス上でのブレンディングは、やりやすいのだが、ブレンディングばかりになるのも、豚毛の筆が原因の1つかも。そこで、他の素材の筆も使うように推奨したい。初心者にお勧めなのが、ナイロン筆、今のナイロン筆は、良くなっている。値段も手頃で、そろえやすい。毛質は、豚毛よりも柔らかい。そのため、絵の具は、ペインティングオイルを混ぜて、やや柔らかめにする。筆が柔らかいので、タッチを生かした描写に向いている。また、下の絵の具も動かし難く、タッチが綺麗で、豚毛では描けないような柔らかい表現ができる。実は、画家は、コリンスキーのような筆を使っていたりする。イタチの毛で、軟毛の筆。軟毛だが腰もある。コリンスキーの大きな筆は、非常に高価。ナイロン筆は、この柔らかい筆致を再現できる。ただ、使っていると、毛が外に広がる欠点がある。だが、この欠点、実は、欠点ではない。外に広がった筆は、決して捨ててはいけない。髪の毛を描く場合、非常に便利なのだ。まとまった筆では、決して描けないような、髪の毛独特の複雑な風合いが描ける。1度やってみて欲しい。風景の時にも、重宝する。雑草などだ。雑草の乱雑な感じを描ける。天然の毛は、外に広がり難いので、外に広がるのは、ナイロン筆の良さだと言っても良いと思う。筆は、まとまれば良いという訳ではないのです。ハサミは使いようと言うが、筆も同じ。使いようだ。
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