小川哲「火星の女王」早川書房
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地球外知的生命の探求のため、人生をかけて火星にやってきた生物学者のリキ・カワナベは、スピラミンという物質の結晶構造の変化を発見する。
いっぽう火星生まれの学生、リリ―E1102は、地球に観光に行くことを夢みて遠心型人工重力施設に通っていた。
地球で種子島在住の白石アオトは、ISDA職員として働きながらリリとの約束を思い出していた。
カワナベの発見が世界を揺るがすとき、リリの身にも危機が迫り――地球と火星、遠く離れたふたつの星をめぐって人々の心が交錯していく壮大な人間ドラマ。
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小川哲さんの新作長編SFです。やはり小川さんは面白い。
今回は「ゲームの王国」「地図と拳」の様な力作ではなく軽妙な感じ。
こういう作品も書けるのかという驚きがあります。
ちょっと伊坂幸太郎みたいな所もありますが、SF性はやはり小川さん。
ただ後半はちょっと駆け足というかもうちょっとボリュームあっても良かったかな。
NHKでドラマ化されるそうです。主演は菅田将暉。
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