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2024年09月20日21:32

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人生をやり直したい、とこればっか

 8月20日金曜日、本日も季節外れの猛暑(苦笑)。
 昨日の朝9時過ぎ、いわゆるワイドショー番組で「紙の手帳」特集を放映しているのを偶然見た。MCは元NHKアナの武田さんで、彼は自ら文房具マニアだと照れながら語り、また手帳を使いこなしているかたが数人、自らの手帳を見せながら効用を語っていた。「ロフト」の文具担当者が最新の売れ線手帳を語っていたり、新人アナウンサーが(番組のために)1週間ほどヘタな字で書き込んだ手帳を公開したらゲストコメンテーターが笑いながら「こいつ、絶対に使いこなせないままやめてしまうわ」などと茶化されていた。
 パリ・パラリンピックのテニス男子シングルで優勝した小田凱人選手、そして本日大記録を達成した大谷選手とも、中学高校時代、自身がこの先実践・クリアしていく目標を事細かに図示化した「夢を実現する手帳」を公にしているのを見ていて、彼我の差を感じた。が、年齢の差こそあれ、自分にも有益な模範例かもしれないなどと感じた。
 私はアナログ派で、システム手帳を使ってはいる。が、スケジュール欄は空白が多いし、メモやTO DOリストを書き込むには小さすぎる(80x120ミリのミニ6穴)。小さな字を詰め込まないと、文章も書けないくらいのサイズだ。
 ワイドショーの特集が終わってしばらく考えた。
 もう一回、手帳を使ってみよう。ゼロから手帳生活をスタートしよう。
 昨日、関西のメロンパンを買ったあと、文房具店に寄って、手帳を物色してみた。
 そして、帰宅後にインターネットでいろいろと気になっていることを調べた。
 23時半、バイブルサイズのシステム手帳をネットで買った。90年代の終わりまでは、バイブルサイズを使っていたので、30年前に戻ったことになる。
 だらしない生活を少しでも改めよう。知らないことはメモを取り、ネットで調べて感心したことは手で書き写し、新聞や雑誌で興味を覚えた本や映画はリストに書き込もう。
 更生しよう。
 控えめに言っても、小学校から高校卒業まで、私ほど綺麗にノートを使った生徒は全学で10人とはいなかった。参考書でも真っ直ぐな線でアンダーラインを引いたり、色を変えたボールペンで書き込んだり、別の参考書の重要ポイントを綺麗に貼り付けたりして、遊んでいた。もう一回、自分の原点に立ち返りたい。
 たぶん、年齢による衰えと向きあう日々に疲れているのだ。その疲れを少しでも軽減するために、生きる技術を磨くこと。

 今日の朝刊をぼんやり読んでいると、湘南版で鎌倉国宝館の「古神宝類」展示が大きく取り上げられていた。鶴岡八幡宮所蔵の門外不出、貴重な史料や品々が出展されているらしい、頼朝が後白河法皇から下賜された蒔絵硯箱とか、同じく頼朝が所持されていたのではないかと言われる宝刀。一部の展示は23日までで入れ替わるとのことなので、こういうときは急いで見に行ったほうがいいかも。
 ということで、午後3時に家を出て国宝館に向かった。
 いちばん気になったのは十一面観音菩薩像だった。展示位置が低いので人間の目では見下ろす視線になる。観音菩薩は目を閉じられていたので柔和だった。
 で、展示品を一通り見終わったあと、もう一回観音菩薩の前に行って、今度はしゃがんで見上げてみたら、半眼だった。目がうっすら開いていたのだ。で、温和な表情だと感じていたのにその視線がたじろぐほどに強く、人を射る目であった。
 しばらくにらめっこするように座像を見上げ、観音菩薩と視線を合わせた。
 救ってくださらなくていい。まずは自力本願で頑張ってみる。
 とてもいい時間を持つことができた。
 
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