9月3日火曜日。
午前中、ほぼ毎月通っている病院、かかりつけ医へ。
胃潰瘍の防止薬と睡眠導入剤を処方していただく。加えて、4カ月前から深刻さを増している愛犬の看取りで相談に乗ってもらえた。
ここはあくまで人間の病院であって、動物病院ではない。
ラズリが下痢(時々嘔吐)をするようになって百数十日。10日目あたりで近所の動物病院に連れて行った。キャンプ場で駐車場から現場へ、テントや薪などを運ぶカートをご近所さんから借り、そこにラズリを乗せて運んだ。目が見えない(耳もほぼ聞こえない)上に、ひどいクルマ酔い体質なので、カートに乗せるしかないのだった。
血液や便の検査をした。CDスキャンもした。肝臓周辺にガンの疑いが見られるのだが、その動物病院ではこれ以上の検査方法がなく、藤沢の大きな動物病院に紹介状を書く、と。しかし、事実上ラズリの治療はほぼ終わってしまった。何しろクルマに敏感で、わずか百メートルでさえ吐いて脱糞する。
2種類の薬を処方してもらったのだが、いっこうに改善しない。どころか段々と症状が重くなっている。
薬の成分を調べ、人間用の薬を体重に合わせて与えてきた。獣医が処方した以外の薬も試した。ほぼ毎週、いろんな市販薬を購入しては試してきたのだが、命運が尽きた。
私の身体を15年にわたって診てくださっている、というよしみで、相談した。藁をもつかむ思いで。
これまで与えてきた薬をすべて伝えた上で、新たな薬を出してもらった。
当たり前だが、ガンの治療薬(麻薬も含む)はさすがに処方してもらえない。
下痢のため、私は昼夜を問わずラズリの面倒を見ている。ちょっと疲れた。
しかし、もっとつらいのはラズリだ。
少しでも薬が効いてくれることをただただ祈る。
昨夜、ある映画を半分見て、そこで止めた。
孤独、世捨て人、老人といったキーワードで刺さったアメリカ映画を観たのだが、暴力シーンが複数あって、耐えられなくなくなったのだった。
いっさいの暴力シーンが私は苦手だ。だから自分に適した映画は限られてくる。
戦闘や喧嘩といったシーンでさえ私はダメで、殺人や事故など凄惨な事由についても内容によっては観られない。
塚本晋也監督の意欲作「野火」でさえ、途中で気分が悪くなってしまったのだった。
まだ孤独+世捨て人が主人公の候補映画は2,3ある。
気が向けば観よう。
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