明治戦では連敗はしたものの10点を取った東大打線。しかし投手陣が崩壊し34点も取られています。しかしこのところの東大は投手陣が安定し最終週の1回戦となった昨日の立教戦では3失点。今日も5失点だったが今度は打線が沈黙し連続完封負けを喫する。
それでも今後は明るい未来が見えてきている。東大の選手たちは能力的にもほかの大学と比べてどうしても劣ってしまうのに加えて受験勉強による練習のブランク期間が長い。入学した段階でのスタートから遅れてしまうのだ。しかし昨今の東大は2年生から出場機会を得る選手が増えた。そして今季は1年生で出場した選手がいる。
松本慎之介君。國學院久我山の2番手投手として22年のセンバツベスト4。イチローさんが指導して上位進出を果たしてと話題になったチームの投手がと1年の浪人期間はあったものの東大に入学してきた。彼は昨日の立教戦でも1イニングを投げて無安打無失点。今日は8回に1イニングを投げたが2つの四球を出したもののほかの3人からアウトを取ってこれも無失点投球。今日も東大は5−0で敗れたが昨年秋にはベスト9に輝いた酒井捷君もこの秋にはけがから復帰するという。渡辺俊介さんのご子息である尚輝君も楽しみな投手だ。
自分の母校の次には東大を応援するという人が多い中で秋の東大への応援は益々熱を帯びるはずだ。
2024年5月26日 東京六大学野球春季リーグ戦 第7週2回戦(於 明治神宮野球場)
立教
200 021 000 = 5
000 000 000 = 0
東大
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