4月26日金曜日。
朝から横浜へ。
明日からゴールデンウィークの期間中、戦争加害の実像を紹介するパネル展が開催され、その展示をメンバーみんなでやることになっている。さらに、会場で配布する16ページのパンフレットを印刷しなければいけない。
平均年齢は70歳をらくらく超えているので、私なんぞまだひよっこのような年齢だ。
20分遅れで会場入りをしたのだが、展示室を鳥瞰すると老人ホームの文化祭、と揶揄したくなる。
私も含めて50年、60年前は高校生だった。それが今も、嬉々としてボードにパネルを貼りつけたり、ワイヤーで吊り下げたりしている。高校の文化祭で行きがかり上、沖縄返還をテーマに大きな沖縄本島の白地図を描いてそこに米軍基地名を書き入れたのだが、今も行きがかり上、引くに引けない状況に追い込まれ、良識派サヨクの在り方を演じている。
自分は「反社」だと位置づけている。
それは暴力団の反社ではなくて、国家より自分という無政府主義的な反抗心を持ち、絶対的自由というロマンが大切だという超絶的個人主義を持ちたいという願望があって、権威も資本主義もこの資本主義社会もくそくらえ、という「反社」だ。
戦前の日本はもちろんのこと、ロシアやイスラエルの帝国主義的な戦争犯罪は腹立たしいものの、それは基本的人権を阻害しあまつさえ殺すような国家という概念自体が嫌いだという幼稚な感情論がずっと自分の中にある。だから、なんとなくだが、正統派サヨクと違うのでは、とつい思ってしまう。
午前中で自分担当のパネル展示を終え、無料で支給されたお弁当の昼食後は印刷だ。
2時半くらいに終了。
それを折り畳んでパンフレット状にしなければいけない。
まだ10人くらいが展示会場に残っていて、みんなが手伝ってくれた。
「これ、昔の内職みたいだね」
などと、中国での虐殺事件を研究している人が笑う。
みんなも笑う。
鎮痛剤がもはや効いていない私はずっと首と背に手をあてていた。
と、「首が痛いみたいだね。首が回らないとか」などと言われたので、「それは冗談にならないよ。ホント生活が苦しいんだから」と返したら、これでもみんなが笑った。
歳は十二分にくっているけど、高校生の乘りだ。
明日は映画2本立ての上映会があって、受付を担当する。正午から午後7時半くらいまでのお役目ゆえ、体力が保つかどうか不安だ。
傍目で見てると諸先輩は元気もりもりで、羨ましい。
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