今日の東大の先発は鈴木太陽君。昨日はライトで5番を打ち、今日は投手で5番打者である。
初回は恵右打線に3本の長短打を打たれ3つの四死球を与え4点を失った。しかしキャッチャーのファウルフライの落球後タイムリーを打たれるなど記録に表れないミスもあり鈴木君だけの責任ではない。しかもその後は立ち直って2回3回4回と1安打無四球と抑え込むのだ。
慶應は渡辺和大くんが先発。高松商ではドラフト指名を受けた浅野君とともに活躍してベスト8まで進んでいる。
東大は5回連続四球からチャンスを作り、1死1・2塁の場面で渡辺君は降板。替わった木暮君から内田君が安打を放って1点を返すと6回には四球の走者を置いて府川君がリーグシーズン初となる本塁打を放って追撃する。
しかし東大は5回の裏に2つのエラーが絡んで2失点。6回もバッテリーエラーなどもあり1点を失っていた。試合は8−3で東大が敗れたが残塁は東大が12、慶應が13とあと1本が出ればどのようになったかわからない試合だった。
そして先発した鈴木君は降板後もライトの守備位置につき2試合連続でフル出場。投手としての既定投球イニングも打者としての既定打席も満たしている。平田君に次ぐ第2エースとして、さらには打者としての彼の活躍に期待がかかる。
2024年4月14日 東京六大学野球春季リーグ戦 第1週2回戦(於 明治神宮野球場)
東大
000 012 000 = 3
400 021 01x = 8
慶應義塾
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