mixiユーザー(id:2391655)

2024年03月20日21:09

14 view

陽は舞い踊る甲子園2024〜8〜バント

低反発バットの影響だろうか。これまでは筋トレをして金属バットの威力を存分に使って長打狙いのチームが多かったがこの大会はスクイズが目立つ。

もちろん山梨学院の吉田監督はそういう堅実な野球が好きな監督だと思っていた。このところ山梨県内では東海大甲府を圧倒している山梨学院。しかし昨年のセンバツで優勝を飾る前までは出ると負けのような状態が続いていた。それが日本一となって今季はどういうチームになってきたのか注目の一戦だ。

対するのは京都外大西。京都大会優勝から近畿大会準優勝として出場してきた。つまり関東大会と近畿大会の準優勝校同士の一戦だということになる。

先発は山梨が津島君、外大は3番を打つ田中君とともにサウスポー。先制は外大で2回の表、連続長短打で無死2・3塁のチャンスから内野ゴロで1点を挙げた。しかし山梨も4回の裏、四球と安打に犠打で1死2・3塁からスクイズで同点。さらにこのバックホームが野選となったためさらに盗塁で再び1死2・3塁からスクイズ。しかしさすがにこれはバッテリーに読まれて挟殺プレーでアウトとなった。

続けざまにスクイズを2度やった吉田監督。これが後半どう出るかと思われたが快晴の天候ながら風が強く雲がどんどん流れていきいつ雨が降ってもおかしくない状況となってきた。急に流れている雲に日光が遮られ暗くなるがまたその前のような快晴に戻る。しかし段々薄い雨雲に覆われ出して日陰はあるものの雨が降り出し風も強くてネット裏の中段席にまで小雨が風で流されてくる。

低温に雨、さらに10メートル近い風と選手たちのコンディションは悪化する一方で山梨学院は6回の裏、安打と四球に犠打で1死2・3塁から内野ゴロで1点、さらにタイムリーで1点を追加して3−1。7回には2死1・3塁からのレフトへのライナー性のフライを正面で待ち受けた外大の左翼手がグラブに当てて落球。2点を追加しさらに連打で7−1として試合は決まった。

山梨の先制スクイズもさることながら無死1・2塁から確実にバントを決めて得点に結びつけた山梨学院。この低反発バットの採用から改めてバントの重要性が注目されてきている今回。これまでとはまた違って高校野球になりそうだ。



2024年3月20日 第96回選抜高校野球 1回戦(於 阪神甲子園)
京都外大西
010 000 000 = 1
000 102 40x = 7
山梨学院

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年03月>
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31