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2024年02月14日10:37

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スノーボールアースの不思議

スノーボールアースの不思議
 地球が寒冷化し、地球全体が凍り付いたことがあるという説がある。最初、この説は、多くの科学者が否定していた。スノーボール派は、少数派だったのだ。地球には、何度か氷河期が訪れていることは、ご存知かと思う。実際、氷河も残っていて観光地になっている。それでも、赤道近くは、さすがに凍りつかないだろうというのが、大半の意見だった。赤道付近が凍るというのは信じられないことだ。だが、凍ったらしい痕跡が発見された。まだ、確定ではないが、全地球凍結は、実際にあった可能性が高いとされるようになった。地球が氷と雪で覆われ、スノーボールになったそう。何度か、スノーボールになったのではないかと言われている。海面が凍り付き、地球表面からは、ほとんど水が消えた。海も一面氷。そうなるとどうなるかと言うと、太陽からの光を反射し、地表が温まらない。夏でも氷や雪が溶けず、寒いまま。気温が下がると大気も乾燥。最大の温室効果ガスである水蒸気も少なくなる。他のCO2などの温室効果ガスも減って、寒冷化のスパイラルが発生して、凍り付いてしまったそう。寒冷化がそこまで行くか?という極限状態がスノーボールアースだ。学説では、そうなったら、もう、地球は、凍った惑星として、そのままの状態が続くと言われていた。だから、スノーボール説は、否定されてきたのだが、どうやら、スノーボールアースは、本当らしいことが分かってきた。では、どうやって、スノーボールから脱出したのか、というと、仮説だが、火山活動ではないかとされている。火山から、大量の温室効果ガスが噴出して、大気中の温室効果ガスの量が増えて、気温が上がり、徐々に氷が溶け始めたという。氷が溶け始めると、水蒸気も大量に発生して、温暖化が加速する。ただ、普通の火山活動だけだとダメだと思われる。火山灰が、大気を覆って、太陽光が遮断され逆に、気温が下がってしまう。地球を覆った火山性の雲が晴れ、温室効果ガスだけが増えた状態で、やっと氷や雪が溶け始める。寒くなると、大気中の水蒸気濃度が減ってしまうことが分かっていて、これが、冬の湿度の低さの原因。水蒸気が凍ってしまうのだ。そうなると、水蒸気の温暖化は、当てにできなくなる。温室効果ガスのおかげで地球は、スノーボールから脱出できた。その後、地球には、様々な生物が誕生したと言われている。地球の現状だが、今の状態は、氷河期から脱出している段階で、間氷期に当たるというのが定説。これは、間違いないだろう。だから、氷河期から脱出している最中で、つまり、温暖化が進んでいるということだ。これは、地球の気温の周期から行って、自然なことで、特別問題視するようなことではない。まだまだ平均気温も低いし、CO2濃度も低い状態。地球には、もっと暖かかった時期があって、北極や南極に、氷が少なかった時期もあったそう。恐竜が繁栄した、ジュラ紀や白亜紀は、今より、もっと温かかった。恐竜の絶滅は、寒冷化が原因なのは、良く知られている。温暖化で、地球がどうこうなる訳ではない。地球は、元々高温の惑星だったのだ。それが、徐々に冷えて、冷え過ぎて凍ったり、気温が回復したりと、気温の上下を繰り返しながら、現在に至っている。人類の危機があり得るとしたら、やはり氷河期だろう。地球が凍り始めると、人間では、どうにもなりそうもない。それでも、赤道付近では、何とか住める所はあるかも知れない。だが、人口は極端に減る。人類の危機は温暖化よりも寒冷化。これは、間違いない。
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