mixiユーザー(id:6486105)

2024年01月19日16:57

284 view

心が風邪をひいたような状態

 自己啓発本に「折れない心」「メンタルを鍛える」というようなセルフコントロール系の本がたくさんある。怒りの感情で凹むことが多いのにこれまで一冊も読んだことはない。なんでこんなつまらないことを持ち出すか、と言うと、自分が活動している市民グループは硬直した思考の人間が少数ながらいて、彼らからひどい言葉遣いでマウントをとられることが割とあるからだ。
 泰然自若の精神でポーカーフェイス、という態度で受け流すようにしている。が、自分を押し殺す”反作用”でもあるため、精神が消耗するという副作用を伴う。自己啓発本にはその解決法が載っているかもしれない、とたまに思う。が、一冊や二冊、それもすかすかな本文とゴシック体の小見出しで構成された本を読んで心が強くなれるわけがない。こちとら、60年にわたって心の強靱化を図ってきて、いっこうに改善の兆しが見られないのだから、魔法の技術なんてないはずだ。

 昨日18日は気持ちも身体も弱っていた。こういう時は易しくもなく難しくもない本を読むに限る。先週ブックオフで買った『「大東亜共栄圏」の思想』という新書を読了し、その勢いで『歌人江口きち〜その境遇と作品』という評伝を半分くらいまで読んだ。いまの現実から離れた歴史書や人物ルポを読むというのは折れそうな心からも離れられる。映画やクラシック音楽などは読書よりその効果がありそうだけど、素人にはチョイスが難しく、不向きな映画や音楽だとむしろイヤなことを思い出してその渦の中に巻き込まれてしまう。
 そうだ、昨日今日、それぞれ1時間程度だったが、庭土をいじったり掃除をしたりして、無聊をかこった。「箱庭療法」という心理ケアがあるが、これとまったく同じで、昨日は割れた屋根瓦を集めてそれをゆるい法面に並べて土留めをつくっている間、無我の境地にいた。悩みも怒りも欲望もいっさい消えて、自分自身の存在さえ束の間の間なくなってしまった。禅で言うところの放下? 画家はキャンパスに向かうたびにかような心理状態になるだろう。
 今夜は何をしようかな。
 まだ心は萎えている。
5 7

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年01月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031