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2024年01月05日17:57

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焼き芋と暖炉

 昨夜の午後9時前、石油ストーブの天板にアルミホイールで包んだサツマイモ(紅はるか)を置いた。5分に1度、転がして接地面を変える。ストーブのそばでネット・サーフィンをしながらの焼き芋づくり。今冬、初めての自家製焼き芋となった。いい意味での暇人的なお遊び、スローライフ。望みは何か、と訊かれたら、革命だと答えたいのだが、実際のところは、こういう小さな愉しみを毎日ひとつでもふたつでもいいから実行したい、というのが現実かと思う。
 ざっと水洗いをして拭かないままのサツマイモは10分くらい経つとパチパチと音を立てる。20分を過ぎる頃から焼き芋の匂いが徐々に立ち上る。30分後、たぶん中まで火が通り、40分経ったところで芋を天板から離してお皿に置いた。芋の直径と火の強さで時間は変わる。毎回、自身の職人的な勘を楽しんでいる。というのもまず失敗することがないからだ。勉強と仕事は大してできなかった口だが、こういう些細なことには俄然力を発揮できる(笑)。しかし、調理のさじ加減が得意ですだの、パソコンのカスタマイズと面白い本を選び取ることには自信ありというようなことはまったく自恃に繋がらない。困ったもんだ。

 本日1月5日。
 朝、パソコンを起動してメーラーをチェックしたら、昔むかしの仕事仲間(デザイナー)からデジタル年賀状が届いていた。私より7〜8歳年上か。で、彼の住所を見たら、伊豆半島の伊東だった。Googleマップで調べたら駅からかなり遠い。都会派だと思っていたので、驚いた。
 元日、池田満寿夫記念館の館員さんにデジタルでお年賀をし、そこに「今年必ずうかがうのでどうかよろしくお願いします」と書いた。もう一度、池田満寿夫のアトリエに入らせてもらって、心おきなく彼のスケッチブックを眺めて観賞に浸りたいのだ。
 で、デザイナーがもし本当に伊東に住んでいるとしたら、熱海か伊東で連泊して、いいドライブ旅行ができそうだ……と、かなりのワクワク感。
 朝、11時から、ガス暖炉の交換、という大工事。年始早々、悪いね。
 途中、東京ガスの作業員がガス設備の交換にやってきた。で、ふたたび暖炉会社のかたが設置作業をする。
 午後4時前に完成。
 自分は小心者だから、昨夜の焼き芋にしろちょっとゴージャスなガス暖炉にしろ、震災で避難所暮らしをされているかたがたに申し訳ない気持ちが湧いてしまう。こんな同情を本気でやっていると、それでなくても毎日戦争のニュースがあるので、心に暗雲が漂う。どうして自分が罪の意識を感じるのか、ずっと謎である。
 
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