ウィッシュ

国民に願いの奉納を命じている魔法使いの国王。国民は願いを奉納するのだが国家にとって有益な願いだけを叶え、個人的願いは放置し、国王はそのことによって国民を支配している。国王の欺瞞を感じた少女は星に願いごとをしたところ謎の生き物が降臨し、少女も簡単な魔法を使えるようになる。魔法が使える国民の存在を知った国王は密告を奨励し、少女と仲間は国家転覆を企む。
ディズニー１００年記念の長編映画で、今までのディズニー映画と赴きが違って面白さ皆無。ディズニー映画を全部見ているわけではないのだが本作は全くワクワクしない。
多分に政治的で、どこぞの政権を揶揄している感じもするがそんな意図は無いだろう。国家と言いつつ国民は200人ぐらいな感じで、これが何万人もいるようだと怖くて見てられないかも。
ディズニー映画として今まで通りじゃなければダメ、というわけではないけど映画的に盛り上がるクライマックスではないし、めでたしめでたしで終わるわけでもない。映画なんだから一時の夢を見せて欲しいものだ。
オールスター総出演の短編も面白くなかった。