この状態は絶対ウツだ。認めたくないけど、老人性ウツだ。
長時間の電車旅から帰宅した時は「楽勝の旅だった」と自信回復だったが、金曜夜から土曜朝まで8時間半の熟睡。目が覚めて珈琲を立て続けに2杯飲んでも、心身に疲れが残っている。新聞を広げても頭が鈍磨状態で、長文記事を辛抱して読む気がしなかった。
若かりし学生時代から無気力な側面があったが、いまは全面が無気力で、何をする気にもならない。かろうじて朝のルーティン、たとえば掃除だとかベッドメーキングだとかラズリの世話といった軽作業で身体を動かすことは出来ても、それ以上のことはやる気が起こらない。
こういう時は書店かブックオフか図書館へ行くに限る。頭が少しは覚醒するから。
半ば逍遥気分で図書館まで行って、1冊だけ本を借りた。古谷経衝の『シニア右翼』(2023年3月刊)。雑誌記事だったか新聞だったか忘れたが、この人がネトウヨは中高年が圧倒的に多いことと最近の若者が決して保守的だとは言えないことを詳細に語っていた。感心したのは古谷の常識批判が理路整然としていてわかりやすかったこと。元々は保守の人だったらしいが、自分と思想が違う論客の本だからこそ目を通してみたい。
帰りにスーパーへ寄って、いちばん安い焼肉のパックを買って帰宅。肉食系ではないが、肉の味が染みた野菜が好きだ。焼肉しかりすき焼きしかり。
帰宅後、早速『シニア右翼』を読み始める。小一時間でいったん休憩したら、夜に読了するつもりだったのに読書欲がぜんぜん涌かない。やっぱウツだ。
12日日曜日。寒くなった。
午前中、自分が関係している市民グループの紹介文を書き始めた。来年の展覧会用パンフに掲載する訴えのようなもので、かっこよく言うと岩波文庫の「読書子に寄す」みたいな宣言。ああ、かっこいい文章を書きたい。「真理は万人によって求められることを自ら欲し、芸術は万人によって愛されることを自ら望む」みたいな。
パンフレットの台割もつくった。
昼食を挟んでともに見直しをして、会員100人に送付しようとしたところで、代表者から今週にある定例会議のレジュメが届いた。なんというタイミング。
あと20分くらい見直しをすれば完璧なものになるだろうけど、さっさと返信するようなカタチで紹介文と仮台割を添付して送った。
まあ一日何もしないわけにもいかない。が、この程度でお茶を濁しておくのもいいか。あまり無理を自分に強いると、精神的な疲れが退かないんだよなあ。
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