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2023年11月12日09:22

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井田幸昌

図録は13000円(税抜、ハードカバー、大型本)

井田幸昌 パンタ・レイ
〜世界が存在する限り〜
@京都市京セラ美術館2階
フォト


フライヤーは高さ2m近くもある大きな自画像の部分です。

1990年生まれ、藝大院油画卒。
前澤友作氏やレオナルドディカプリオにも早くから支持されている現代アーティストです。
父は彫刻家の井田勝己。

【展覧会構成】
・Room1 ポートレート
・Room2 ブロンズ
・Room3 具象絵画
・Room4 抽象絵画
・Room5 End of today
・Room6 木彫
・Room7 Last Supper

鳥取からの巡回で、展示のしかたも作品も少しずつ違っていたようです。

例えば抽象、
展示室の壁をプリントした壁紙で覆い、
その上に額装されていない作品が掛けられているので
複雑な眺め。
フォト


(両側の作品は《モネの庭》、中央は《夜の森》)

この部屋にあった平置作品もよかった。30cmくらいのカンバスに絵具を盛り上げた半立体です。
フォト




木彫は、チェンソーで切り出して彩色した150cm余りの頭部で
粗削りな迫力に圧倒されます。
そういえば巨大な ポートレートシリーズも筆跡というか削られた跡が迫力満点でした。
これは、狭く長細い空間に作品をずらりと展示したジェローム・サンスのキュレーションの勝利でもあるでしょうね。

最後の《Last Supper》はダヴィンチのオマージュであるようなないような。
(井田は過去の有名作品へのオマージュも多数描いています)た
画面に並ぶのはロボットの女性たち。
向かって左から4番目の弟子ユダ?などは五木田智央を思わせる。

ショップでは前日から《Last Supper》をカバーにした特別仕様のサイン入り図録が販売されていました。
800円ショッパー中 つきで14500円。


12月3日まで。
https://ida-2023.jp/

*****

同じフロアにある貴賓室が特別公開されていました。
(消防法に合致しないので現在は使われていないものです)

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