昨夜のうちに二人掛けソファーを門の前に運び出し、1200円分のリサイクル券を貼り付けておいた。
朝8時半までにお出しくださいと言われていたので、午前10時まで清掃局員を待っていたのだが、現れず。長らく使ってきたので、愛着以上の思いがある。引き取られる時にはお見送りをしよう、という些か感傷的な気持ちもあったのだが、愛犬ラズリのドッグフード&おやつなどを買いにクルマで辻堂の大型モールへ行くことに。見捨てたのか、などとソファーから問われそう……。大きな物を処分するとき、時々心が痛くなる。
昨日、阪神が優勝した。私は甲子園球場からほど近い病院で生まれ、幼稚園も球場から近かった。父は阪神ファンで、家の近くには阪神の選手が住んでいて、小学生時代は「阪神子供の会」に入っていて、会員特典をフル活用していた。阪神主催の試合が何試合か無料で、レオポンが有名な「阪神パーク」の入場料も無料。年に1回、阪神の選手が少年相手に野球教室を開いてもくれる。当然のことながら参加した。
……そこまでの「阪神っ子」にもかかわらず、ファンとは言えない。
阪神の負け試合に見る光景。
怒声を浴びせながらビール瓶を壁にぶつける酔っぱらい。
ひどいファンになると、ツタの絡まる外壁に向いて立ち小便をするひともいた。小学生ながら「♪立ち小便は国の恥」などと注意したら追っかけられたこともあった。
高学年になると、ダミ声で怒鳴るヤジの意味がだんだんとわかり始め、黒人選手に「黒んぼ!」と声掛けしたり、公に言ってはいけない性的な揶揄を大声でするファンもいて、意味はわからないものの下品に感じた。
そもそも球場に集っているファンたちは、自分が普段使っている関西弁とかなり違っていて、違和感を感じていた。
こういう負の体験を何十回となく重ねていくうちに、阪神のみならずセリーグから心が離れてしまった。
全国1千万人のタイガースファンで、かような元少年の”トラウマ”に耳を貸す者などいないだろうな。
これは阪神ファンに限ったことではないだろう。浦和レッズの私設サポーター団はしばしばトラブルを起こしているようだし、日本代表がアジア予選を突破した日の夜は渋谷で暴動騒ぎなどもあるようで、阪神ファンの素行だけが悪いわけではない。スポーツに熱狂しているときはお調子者になり、個ではいい人なのに集団になるとワルになるのは人類全般に共通している。
自分がそうならないように、気をつけよう。
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