EVが、普及した未来
EVが普及するには、必要な要素が幾つかある。その1つが原発だ。EV普及の目的が脱炭素、つまりCO2排出量を減らすのが目的なら、原発稼働、そして、増設は避けられない。もちろん、火力発電所の廃止も必要だ。火力発電所の電気でEVを動かしても意味はない。再生可能発電、つまり、太陽光発電や、風力発電、水力発電も重要な要素だが、現状、火力発電を補える能力はない。つまり、原子力発電が、現実的な選択となる訳だ。CO2削減での最大の要因は、C国だ。C国は、全世界のCO2排出の26%程を占めている。次がA国で、合わせて、全世界のCO2排出の4割近くになる。この2国を何とかしないと、他の国がいくら努力しても脱炭素の効果は薄い。では、C国とA国は、熱心に脱炭素、CO2削減に取り組んでいるのか、というと、C国は、逆にCO2排出を増やしている。あれだけ、EVを普及させているにもかかわらず、CO2排出量は、増えているのだ。これが現実。0とはいかないまでも、C国とA国のCO2排出を半分にできれば、全世界のCO2の2割を削減できる。C国は、石炭を大量に燃やして発電している。工場からもモクモクと煙が立ち上り、工業化を進めるため、畑を潰し山を壊していた。一時期、木を増やすために植林も行っていたが、ここにきて、植えていた木々を伐採して農地に変えている。C国の農地は、農薬の大量使用、工業化による乱開発、工業用水での汚染など、非常に危険な状態になりつつある。C国だけではなく、A国も脱炭素には、熱心ではない。特に共和党の議員の中には、温暖化そのものを信じていないし、その原因が、CO2だとは、思っていない議員もいる。現代、民主党政権なので、表面的には、CO2削減に熱心に取り組んでいるように見えるが、実態は、A国の産業保護が最大の目的だ。これは、C国も同じ。国力を削ぐ可能性のある脱炭素を熱心に進める訳もない。CO2削減の現実的な問題は、この最大のCO2排出国である、C国とA国をどうするかだ。ここに手を付けないとただの絵に描いた餅。実は、EVの普及どころではないのが現実で、CO2削減には、火力発電所やCO2を排出する工場の廃止が必須。発展途上国に、とっては、国の発展に関わる問題であり、大国であるC国やA国にとっては、覇権を失う可能性すらある。国の存亡に関わる問題でもあるのだ。また、戦争においても、CO2は、大量に排出される。もちろん、戦争時に、脱炭素や、CO2削減を優先させる権力者はいまい。戦争も起きないことが、脱炭素実現には必須だ。世界から、戦争がなくなり、経済的活動や発展を優先せず、火力発電所を廃止して、原発を大量に増設。核兵器を全て破棄するのも忘れてはいけない。それが、EVが普及した世界の姿だ。EVを先に普及させても、逆に環境は破壊される。そもそも大量のバッテリーのリサイクルすら確立していない状況では、EVの過剰な普及は、大きな社会問題を生む。原発が、核融合発電に置き換わり、バッテリー問題も克服し、爆発も発火も起きないバッテリーが普及し、火力発電所が全てなくなり、世界から戦争がなくなった時に、本当のEVの世界が訪れるだろう。
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