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2023年02月11日08:42

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2/9 クリスチャン・ディオール 夢のクチュリエ展@東京都現代美術館

ファッションやジュエリー、インテリア系の美術展はほぼ行かない。「ミナ ペルホネン 皆川明」展、「ガブリエル・シャネル」展、「マリー・クワント」展など全部スルー。でも、これは展示演出があまりにも素晴らしいとマイミクさんの日記とアルバムで知り、俄然行きたくなった。友人を誘い、カメラを持っていざ出陣。
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いやぁ〜若い人で混んでいたわ。皆綺麗におしゃれ、小さなバッグにハイヒール。ジャージにパンツ、単眼鏡を首から下げたオバさんの浮くこと浮くこと!しかし、そんな我が身のことはすぐに忘れて、美しい世界に浸る。ここが、あのアメリカンコミックを高額で買ったダサい現美だということを忘れてしまう。

貴重なディオールのドレスや小物、化粧品などを初期の頃から今に至るまでを網羅する展示だと思っていたが、展示という枠を超えていて、まるでアミューズメントパーク。
色彩や装飾で作られた、それぞれ違ったテーマとコンセプトのセクションを渡り歩いて、ディオールの全ての世界に浸るというもの。巨大な鏡やプロジェクションマッピングを駆使し、現代作家の写真・造形や現美所蔵の絵画作品とコラボさせ、楽しい。
とくに、高木由利子氏の写真は素敵で、その展覧会だけでも行きたいくらい。
ものすごい質と量で、見終わるのに3時間くらいかかったが、それでも一つ一つを見たわけでもない。体力さえ続けば、もっと見ていたい。女性(オバサンだということを忘れて)同士キャッキャ言いながら見るのが楽しかった〜

アルバムありますので、見てくださいね
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000120713546&owner_id=2083345

https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/Christian_Dior/
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パリ装飾芸術美術館での成功に続き、ロンドン、ニューヨークと世界を巡回してきた「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展を開催します。本展はディオールと日本との真摯かつ貴重な絆を称える特別な展覧会となります。
OMAのパートナーである建築家、重松象平氏が日本文化へのオマージュとしてデザインした新しい空間演出に導かれ、フロランス・ミュラー氏のキュレーションにより再考案されたこの回顧展では、創設者クリスチャン・ディオールが影響を受けた芸術から、彼の庭園に対する愛、豪華な舞踏会の魔法、ディオールのコレクションに最初から影響を与えていた日本の豊かな創造性への魅力など、素晴らしい発見を伴う75年を超える情熱にスポットが当てられています。ユニークなコラボレーションと相互への賞賛によって結ばれたこの揺るぎない友情は、ほとんどが初公開となる貴重なアーカイブ資料によって映し出されます。
「ニュールック」の永遠の象徴である「バー」スーツをはじめとした、過去から現在までのアクセサリーやオートクチュール モデルの数々。クリスチャン・ディオール、そしてイヴ・サン=ローラン、マルク・ボアン、ジャンフランコ・フェレ、ジョン・ガリアーノ、ラフ・シモンズ、マリア・グラツィア・キウリといった後継者である歴代のクリエイティブ ディレクターたちが考案した作品のひとつひとつが公開されています。本展では、東京都現代美術館が所蔵する貴重な作品や、日本人写真家・高木由利子氏が本展およびポスターのために撮り下ろした写真など、魅力的な作品が展示されます。また、クリスチャン・ディオールの先見性を受け継ぎ、「ディオール レディ アート」や、「レディ ディオール アズ シーン バイ」などで再解釈されたバッグ「レディ ディオール」に加え、「ミス ディオール」、「ジャドール」といった、フレグランスの世界など、ディオールの歴史と絶え間ない創意工夫の賜物である、斬新なアイコンも展示されます。


入ってすぐに、ディオールの「ニュールック」を象徴する「BARスーツ」のモノクロの部屋。
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ガラスの椅子は、吉岡徳仁デザイン。カッコいー!と最初からテンションが上がるが、もたもたしているとどんどん人が入ってくるから次のセクションへ。(美術展はどこでも概ね入口が滞留する)
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次は「ディオールと日本」
ディオールは日本最初に進出した西洋のファッションブランド。鐘紡、大丸とタイアップ。美智子様のウエディングドレス3着はディオールデザインですって。
北斎、かっこいいわ〜
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当然着物の形を意識したデザインもあったが、さくらシリーズが可愛かったなぁ。頭の上の桜の枝には鳥が留まっている。
この日記を書いてて調べて知ったのだが、この展示室はねぶた祭りで使われる和紙でできているんだって!
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次は、ディオール歴代のデザイナーの作品がデザイナー別に並ぶコーナー。恥ずかしながら、疎い私はデザイナーの名前をあまり知らない。みんな超一流。背景の写真がかっこいいと思ったら、高木由利子氏の写真、このために、モデルに着てもらって撮り下ろしたらしい。当時のショーを再現したみたい。
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そして次に高木由利子氏の写真が額装されて並ぶ。光と影を上手に操って、まるで陽炎のような作品を作り出している。うっとりだった。
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振り返ってみると、ここは渡り廊下のようになっていて、下の階から上の階までの吹き抜けを利用したこの展示には、写真ではみていたがため息が出た。「ディオールの夜会」というらしく、プロジェクションマッピングで時の移ろいが映し出されて幻想的。BGMもあり。これは下の階からもまたみられる。
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次は白い世界「ディオールのアトリエ」 
クチュールをつくるために実際につくられたドレスの試作品が並ぶ。照明と鏡の効果で見渡す限りの白の世界。
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中には回転するトルソーもあり、ドレスの後ろも見られる。
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また、作業する職人の指先をドレスの表面に映し出すという映像演出もあり、職人の技術の高さを誇っているかのようで好感が持てる。
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よく見てみると、タックの部分には細かくピンが打たれているものもある。複雑な立体の肉体に添わせて、さらに美しいシルエットを作るドレス作りはなんと複雑なものだろう!
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「コロラマ」
次の部屋は虹のような美しさ。「女性の全身をディオールで着飾る」というクチュリエの夢を具体化しているという。ミニチュアのドレス、帽子、バッグ、靴、宝石、香水、それに絵画が色別に壁に展示。なかでもミニチュアのドレスは、精巧に美しくできていて、バービー人形に着せたくなる(実際は人形より大きいが)。
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向かいの壁にはスカーフ1000枚で作られた作品。圧巻!
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大学の時、このバッグと柄のスカーフが大流行して、同級生の5人に2人が持っていたっけ。私は父に、人の真似するな、ブランドなんてまだまだ早い、と言われて買ってもらえなかったなぁ。
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「ミスディオールの庭」 
ガーデニングが趣味だったディオールと無数の花が刺繍されたドレス「ミス・ディオール」にイメージして作られた部屋。下が鏡になっていて、鑑賞者は木の橋を渡るように鑑賞。足元に気をつけないと、鏡に落ちそう。
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映ったペチコートもかわいい。
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ここでは、現美所属作品とのコラボが楽しかった。牧野虎雄という画家は知らなかったなぁ。
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モネの睡蓮やキスリングのミモザもこの部屋に似合いそう。
撮影禁止の絵画もあったのだけれど、ドレスを撮ろうとするとどうしても一部入ってしまう…。
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「ディオールのスターたちとJ’ADORE 」
打って変わって星空の部屋は、ハリウッドの女優たちが着たドレス。ゴージャス!所蔵作品からアンディ・ウォーホルとコラボ。
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香水瓶はバカラ。
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渡り廊下には、岡本由利子氏の写真。今度は大きなカラー。キャンソンの特別なアートペーパーにプリントしてあるので、まるで絵画みたいなテクスチャー。
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そして、下から夜会を眺める。
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まだ続く、次はバッグ「レディディオール」
鏡を使って天井全てを覆い無限の広がりを感じさせる手法はもう驚かないが、やはり美しさにハッとする。
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定番のレディディオールに加えて、特別の時?にアーティストが手を加えた限定商品と今回のために?アーティストがインスパイアして作った作品がアトランダムに並ぶ。面白い!
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反対側の壁には、バッグをモチーフに写真。こっちもアーティスティック。
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最後は「ディオールと世界」
世界各国に展開したディオールは、四大陸の民族衣装のテイストも取り入れていて面白い。
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ここで掛かっていた絵画が、所蔵品の河野通勢《竹林之七妍》
他の人が誰も気に留めていないのに、わぁ!これ初めて見た!と、友人と盛り上がる。大正の画家河野通勢で一緒に盛り上がれる友人はそうはいない。
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生島国宜氏の絵画で終了。クリスチャン・ディオールの肖像だね。
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2時過ぎにやっとランチ。レストランは何人待ちにもなっていたが、待ちきれずキャンセルする人が多くて、すぐに順番が来た。オマール海老のドリア、美味しかった。
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楽しめる展覧会です。5月28日まで。でもご予約は早めに。

アルバムあります。
https://photo.mixi.jp/view_album.pl?album_id=500000120713546&owner_id=2083345
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