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2022年12月05日10:37

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中国で起きたコピー革命は、成功するのだろうか

中国で起きたコピー革命は、成功するのだろうか
 A4のコピー用紙を掲げる白紙デモが中国で発生し、世界的に注目を集めている。正式な呼び名は、まだ、決まっていないようだが、白紙革命、または、ホワイト革命などと言われているようだ。オフィースや、家庭で、一般的に多く使われているA4のコピー用紙を掲げるだけの抗議運動で、白が、抗議の象徴として使われている。スローガンを掲げる訳ではないので、当局としても取り締まりに苦慮するだろうと言われている。リーダーがいる組織だった抗議活動ではなく、自然発生的な運動のよう。天安門事件は、学生を中心とした、反腐敗、民主化を求めた活動だったが、中国政府によって、武力で徹底的に弾圧され、多くの犠牲者が出た。だが、全貌は、闇に葬られており、犠牲者の数や、何が起こったのかの事実は、中国では、知ることができないようになっている。芸能人が、天安門に関わるような発言や行動を取った途端、消されるという状況。これを利用して、ライバルを嵌めるような事件も発生しているよう。ホワイト革命の発端は、ゼロコロナ政策への反発で、住民が暴れて封鎖されていた柵を壊すような行動だった。政治的な意図や目的は含まれていなかった。実際に封鎖による犠牲者も多く出ていて、住民の不満は、限界に達していた。ここまで、強硬な封鎖政策を取るのは、中国製のワクチンの効きが悪い、というのがあるようだ。新型コロナは、すでに変異株になっており、感染力は、強いが、致死率は低いという、風邪化が進んでおり、感染することで、免疫ができるという、自然なサイクルに入りつつある。風邪を撲滅できないように、変異したコロナも撲滅は困難で、重症を防いで、共存して行こうという方向性に世界が変わってきている。中国においても、放っておけば、感染はするが、それで免疫ができ、重症化を防ぐことに集中することで、犠牲者は減らせるという流れになるだろう。放置は、決して、悪手ではない。これは、感染しても無症状の患者が多数出たことでも証明されている。ゼロコロナによる都市封鎖は明らかに愚策だが、独裁化した習近平指導部には、ゼロコロナを咎める人間がいなくなってしまった。コロナに関しては、そこまで、神経質に都市封鎖をする必要は、無くなっているため、どちらに転んでも、崩壊の可能性は低い。ただ、重要なのは、白紙のコピー用紙の部分で、これは、反習近平、そして、何と、反共産主義をはっきりと打ち出した点だろう。天安門事件の時よりも、主張は、より先鋭的だ。この主張は、主に学生達によって発せられている。民衆は、ゼロコロナでの封鎖政策への反発、そして、学生は、民主化、反共産主義という、2枚看板での抗議となっている。一旦は、鎮圧されるだろうと予想されている。そもそも共産党軍の本分は、民衆を武力で制圧することだ。一旦は、鎮圧されるが、今回のホワイト革命は、地下に潜って潜航するだろうとも言われている。反政府運動のリーダーがいないのは、共産党政権が、天安門事件以降、政治的なリーダーになりそうな学生を徹底的に潰してきた経緯がある。政治的な主張を発する学生は、マークされて監視され、捉えられて再教育される。そのため、リーダーは、いないが、それだけに、捉えどころのない学生運動となっている。水の如しと称されている。中国の中に、ホワイト、そして、水という、どこにでもあるような象徴による運動が、ある時は、激しく、ある時は、静かに、流れ続けるようになった。ある落語家は、酒は怖いと言うけれど、酒より水が、なお怖い、疑う前に洪水を見よ、と言ったが、水の流れが洪水となった時、中国は、大きく変わるだろう。
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