今日は江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎公の誕生日〈1760年10月31日 諸説あり〉。
カットは、公の代表作「冨嶽三十六景」の中の「尾州不二見原」をポップアップカードにしたもの。
以前興味が湧いて、「神奈川沖浪裏」、「凱風快晴(赤富士)」など冨嶽三十六景シリーズをいくつかポップアップカードにしていた時期があります。
中学のとき、美術の先生に見せてもらった冨嶽三十六景の写真集の中で「神奈川沖浪裏」に次いで、この作品の印象が強かったことを覚えています。
現在の名古屋市中区富士見町辺りと見られる光景で、桶職人が仕上げている大きな桶の中に小さく見える富士を捉えた構図は印象的でした。
カードの真正面から見ると、浮世絵とほぼ同じ構図で、桶の中に富士が見えるようにしています。
なお、もしこの住所とするなら、160キロ以上離れている富士山、現実には南アルプスの山々に遮られて富士山は見えないそうです。代わりに標高3,013mの聖岳なら見えるとのこと。
調べておいて何なんですが、その辺はあまり厳密に探らない方が良いかと思います。
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