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2022年10月29日10:40

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習近平の本音

習近平の本音
 何を重視し、何を優先させるのか、プーチンは、ロシアの独裁者となったが、プーチンによからぬことを吹き込む輩がいて、それに、プーチンは、乗ってしまった様。元々プーチンにも、そのような考え方があったのだろうが、実行するにあたって、ある種の確信をもたらす結果となる。ウクライナ侵攻だ。ウクライナは、ロシアがクリミアに侵攻した時点では、ほとんど抵抗もせず、クリミアをロシア軍に明け渡している。ロシア派住民が非常に多かったのもあるだろうし、ウクライナにロシアと対峙する覚悟も、力もなかったのもあるだろう。ほとんど無血開城のような状態でロシアは、クリミア半島を手に入れた。ウクライナの東部でも、同じようなことが起こっていた。ウクライナの東部では、ロシア派住民が、軍事蜂起して、ウクライナ軍と戦闘になったのだが、この時も、ウクライナ軍は、武器を捨てて逃げた、という情報がある。このような経験から、ロシアは、ウクライナ軍、恐るるに足りず、という評価になったようだ。実際、当時の情報を調べてみると、ウクライナ軍は、今のロシア軍のような様相だった。現代のように、ウクライナ軍が、ロシア軍と伍して戦えるようになったのは、アメリカ軍の介入があったからだと言われている。アメリカが指導者をウクライナに派遣して、ウクライナ軍の再教育を行なった。これが身を結んで、今の強いウクライナ軍が誕生する。西側の武器を使いこなしているのも、当時からの教育の賜物だろう。プーチンは、この部分を過小評価してしまったようだ。実際、やってみないと分からない部分もあるが、プーチンを唆した連中がいたことは確かだろう。独裁者の悲劇だ。本当の情報ではなく、プーチンには、妄想を楽しめる心地良い情報ばかりが上がってきていたとも言われている。独裁者が、対外的な戦争をして大失敗をするというお決まりの展開になるのは、このためだ。独裁者は、海外の状況を正確に把握できないのだ。状況を正確に把握しようとするような人間なら独裁者には、ならない。人事にしてもそうで、自分にとって都合の良い人事であって、中国のために都合の良い人事ではない。つまり、独裁者は、国よりも自分が大事。自分を優先する考え方をする。プーチンの選択は、どう考えてもロシアのためになっていない。ロシアが疲弊しようが苦しもうが、自分の妄想の方が大事なのだ。この妄想が、自国の中で完結していれば、独裁は続く、だが、他国に干渉すると、いきなりリアリズムの世界に引き戻される。ウクライナだって、ロシアに理不尽に蹂躙されて、黙っている訳もない。命を賭けて抵抗する。強い思いのところに、アメリカやNATOの支援もあり、ウクライナ軍は、どんどん強くなっていった。他国への侵攻は、独裁を終わらせる。プーチンもロシアも、どんどん消耗していく。これは、中国も同じで、台湾への侵攻を準備しているだろうし、台湾支配は、中国共産党の悲願だろう。だが、実際に実行すれば、結果がどうあれ、中国は、大きな痛手を負うことになる。習近平の力も中国自体も疲弊する。習近平が、共産党の悲願のために自分を捨ててまで献身するだろうか。プーチンと同じように、台湾侵攻を、そそのかす輩はいるだろう。簡単に勝てると言う輩もいるだろう。習近平が、それならやろうと、妄想に取り憑かれるかもしれない。プーチンが、やってしまった訳で、やらないと断言することはできないが、それが、愚かな行為、つまり、ロシアにとっても決してプラスにはならないことは、分かりきっていたことだ。これは、中国も同じ。アメリカが、知らぬ顔をしているが、そこに、巨大な罠があることに気づかない程の阿呆なのか?習近平は、せっかくラッキーにも手に入れた独裁の座を、簡単に捨てるとも思えない。捨てるとしたら、妄想に取り憑かれた時だろう。その可能性は否定できないが、まともな思考ができれば、台湾には、簡単には手を出せないことが分かるはずだ。中国の研究者が、台湾侵攻の可能性が高まったと分析するのは、正しいと思う。習近平自身が、そう仕向けているからだ。習近平が、ヒットラーになるのか。それは、ヒットラーの運命を自分のものとするという意味だ。また、独裁者として、長く中国に君臨して、今皇帝となるのか。どちらが習近平の本音に近いのだろうか。未来は、誰にも分からない。どちらに傾くかは、神のみぞ知るだろうが、意外な未来が用意されているのかもしれない。
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