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2022年10月24日01:21

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茶の湯展

牧谿の《柿図》《栗図》(龍光院)と再会。

茶の湯
〜京に生きる文化〜
@京都国立博物館
フォト



国宝26、重要文化財74を含む245点が一部入替しながら展示されています。

当然作品リストが膨大ですし会場は暗いことが予想されましたので、リストの拡大コピーにチェックマークをつけて臨みました。

もちろん単眼鏡持参。
それでもいま振り返ってみると5点以上に
"みえない"
"うっす(画像が薄い)"
などというメモ書きが…
まあ南宋時代の掛軸などのガラスケース越しですから仕方ないですね。

茶道具で個人的に関心がたかいのは、やはりお茶碗。

1番好みだったのは《御所丸茶碗 古田高麗》。
帯状にへこんだシルエット、その下部の箆削り、
ひねり返した縁も飲みやすそうな白っぽい茶碗。
古田織部から江戸の冬木家、鴻池炉雪などの手を経て今は大阪の某家のものであるとか。
私蔵とあれば貴重な機会だったと思います。

数年前 MIHO museumまで見にいった龍光院の国宝曜変天目も
重文の油滴天目とともに出ています。

みる目がない身でも、不審庵の"真台子"の端正さには背筋が延び
同じ《青磁鳳凰耳花入》でも、国宝と重文を並べて展示してくれていたので
素人にも違いがよくわかったり。

利休の茶室・待庵と並んで復元展示されていた秀吉の黄金の茶室には
障子に赤い紋紗が貼られていて華やかでした。

12月4日まで。
大きな展示替えは11月8日から。
https://tsumugu.yomiuri.co.jp/chanoyu2022/
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