さいたま市 薬王寺さん所蔵の円空さんの十二神将像の中の1躯。
このお寺さんの十二神将像はすべて頭の上に何かの干支を載せられていますが、どれもペッタンコで判別が非常に難しく、また像に墨書も残っていないので、お寺さんでは数字を付けて管理、この像は「4」番。
この像で、私が思いつくのは、顔の側面に胴を垂らしている龍でしょうか。
また、何をどのような持ち方をされているのかを推測するのも難しいです。
理解できない私のような「凡人」を見て、円空さんに笑われるか、もしくは「理解できぬとは悲しいことじゃのう」と嘆かれるでしょうか。
でも、何かしら魅力があって、カットしたくなるのが円空さんの仏像です。
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