ウクライナ情勢、2022年 10月 8日、戦争の難しさ
ロシアは、30万人を徴兵するとされているが、一部では、100万人、120万人規模の徴兵となるとも言われている。とんでもない数で、ロシア兵がウクライナに攻め込むとイメージする人もいるだろうが、それも妄想。実際は、30万人の徴兵でさえ、上手くいっていない。すでに、ほとんど訓練を受けていないロシアの徴収兵が、粗末な武器を持たされ、劣悪な環境下で、ウクライナ軍と対峙させられている。持たされている武器というのが、想像を遥かに超えた粗末なもので、戦車で戦うので小銃は必要ない、と説明されているようだ。中には、訓練用の模擬銃を抱えて前線に連れてこられたロシア兵もいたそうだ。ロシア軍の武器の枯渇は、深刻なようで、現実には、ロシア軍は、すでに、まともに戦える状況には無い、とも言われている。30万人動員しようが、100万人動員しようが、武器が無い。食糧が無い。装備品が無い。軍靴も無い、防寒着も無い。無いはずの、ロシア軍の食糧は、中国で大量に出回っていた。通販で、ロシア軍の装備品、特に食糧が、それも、結構な値段で大量に売られている。これは、ロシア軍の誰かが、軍用品を大量に横流ししたものだ。武器が欲しい国は、多いので、使える武器は、良い値で、売れるよう。ロシア軍は、大量の備蓄武器があるのも確かだが、これは、骨董品になった武器も、一応は、とっておくためだそう。倉庫で埃を被っていた武器が、今般のウクライナ侵攻で、使われている。もちろん、それらは、性能が保証されている訳ではない。どう考えても、アメリカ等が供与している最新式の武器に対抗できるような代物ではない。これが、100万人となると、さらに状況は悪化して、大量の模擬銃を持った新兵が現れかねない。彼らは何をするかと言うと、ウクライナ軍の標的にされるのだ。動く囮として使われる。ウクライナ軍が、囮に惑わされている間に、ロシアの正規軍が、反撃したり、逃げたり。ウクライナ軍のリマン奪還が報じられたが、実際は、悲惨なものだったようだ。リマンが、ウクライナ軍に包囲されつつある状況の場合、退路を完全に断たれる前に、撤退するのが軍事的なセオリーになっている。誰が考えても当然そうするだろう。包囲されるのを待つバカはいないだろう。だが、ロシア軍は、待ってしまった。と言うか、プーチンの命令で待たされてしまった。理由は、併合のセレモニーをするためだ。セレモニー前にロシア軍が撤退しては、示しがつかない、ということらしい。ヘルソンでも同じようなことが起こっているが、リマンは、ヘルソンよりも悲惨だった。撤退が遅れたことで、一箇所を除いて、完全に退路を断たれてしまった。一箇所が開けられていたが、これは、罠だった。プーチンの茶番の併合セレモニーが終わった後、ロシア軍は、リマンからの撤退が許された。だが、すでに遅かったのだ。唯一の逃走経路にロシア軍が殺到するのだが、そこには、大量の地雷が撒かれていた。他に逃げ場がないロシア軍は、地雷地帯に突入するしかない。結果、悲惨なことになったようだ。あまりに凄惨なため、日本では、報道でも映像が流されることはなかった。それでも、プーチンは、平気で大口を叩き続ける。ウクライナの人権など眼中にないが、ロシア兵の人権も眼中にない。とにかく自分の妄想が第一で、その妄想を実現するという妄想に取り憑かれてしまっている。使えない武器を持たされて、前線に連れてこられる徴収兵がどうなろうと、プーチンには、知ったことではない。独裁者とは、そういう人間だ。話し合うとか、能天気に言っているコメンテーターもいたが、独裁者と何を話すのだ。
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