さいたま市 薬王寺さん所蔵の円空さんの十二神将像の中の1躯。
肩の高さ近くまで、大きな蓮の花を掲げておられます。
このお寺さんには十二神将が全員揃っておられ、頭の上に「干支」らしきものが彫られています。
ただ、あまりにも独特のデザイン(デフォルメ)が過ぎて、凡人には何なのかわかりません。
さらに墨書も残されていないようで、現在は管理用の数字が付けらています。この像は「3番」。
せめて、像の足にでも墨書は欲しかったです。
自分の干支を守り本尊にする人もいますので、惜しい気がします。
数字が付けられているので思い出すのは、京都平等院さんの52躯の雲中供養菩薩像です。
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