mixiユーザー(id:21651068)

2022年09月25日19:26

62 view

ピカソ 青の時代を越えて

ウエブサイトで一目惚れした自画像は15歳の時のものでした。

開館20周年記念展
ピカソ 青の時代を越えて
@ポーラ美術館
フォト



【82点】

作品の所属は
海外が バルセロナピカソ美術館(3)カタルーニャ美術館(4)オンタリオ美術館(3)、
国内は ポーラ美術館(26)ひろしま美術館(8)アーティソン美術館(2)東京ステーションギャラリー(4)等々。
西美、京都近、国立国際、大山崎、笠間、山形、徳島、新潟…さすがピカソは各地の美術館が持っていますね。
個人蔵も3点。

26点ほどが撮影可能でした。

【展覧会構成】

プロローグバルセロナからパリへ
第1章 青の時代
第2章 キュビスム
第3章 古典への回帰と身体の変容
第4章 南のアトリエ

多くの作品に簡単な解説が付されており
科学技術研究から判明した
・制作プロセス
・下に隠された作品
の分析結果映像も大変興味深いものでした。

印刷ではわからない はっとするほどの美しさだった
《マリー=テレーズの肖像》。
フォト


吉野石膏は実にいい作品を持ってますね。(山形美術館に寄託)

個人的には
ポーラ美術館とDIC川村記念美術館の ふたつの
《シルヴェット》が向かい合うように隣同志に並んでいたのも嬉しかった。(左がポーラ、右が川村)
フォト




図録(3000円)の表紙はポーラバージョン《海辺の母子像》と
ひろしま《酒場の二人の女》バージョンの2通り。

1月15日まで。
2月から ひろしま美術館に巡回。
https://www.polamuseum.or.jp/exhibition/20220917c01/

*****

所蔵作品から同館の【マスターピース】として
モネ、ルノワール、スーラ、ロートレック、マティス、レジェ、モーリスルイス、山田正亮、田中敦子等々。
モリゾの少女《ベランダにて》が愛らしかった。

関連展示【BLUE】として
所蔵品から"青い"作品たち。
モネ、ゴッホ、ボナール、梅原龍三郎、岡田三郎助、松本俊介、猪熊弦一郎、清水卯一等々。

おまけに
ゲルハルトリヒターのアブストラクトやフォトペインティングまで見られるとは思わなかった。
そういえば前回展示は"モネからリヒターまで"でしたね。



どうしよう。
次回展にはハンマースホイが出る…
ここも定点観測する美術館になってしまいそう。


4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する