ほぼ2作品しか見ていません。
ボストン美術館展〜芸術×力〜
@東京都美術館
コロナで2年間開催が延期された展覧会です。
(左のフライヤーは2020年のもの)
それでも当初の予定どおりの作品が来てくれたのは素晴らしい。
【展覧会構成】
1 姿を見せる、力を示す
2 聖なる世界
3 宮廷の暮らし
4 貢ぐ、与える
5 たしなむ、はぐくむ
朝イチに予約し、ダッシュで第1章の
◆平治物語絵巻 三条殿夜討巻
へ。
これは戦いの絵ということで躍動感があり、
画面も断ち切りになっているほどいっぱいに書き込まれた構図、
それも鎧兜のおどし糸まで見えるかという細密さ。
さらに保存よく鮮やかという三拍子。
なるほど国内に残っていれば国宝、というのも頷けます。
続いて第5章
◆吉備大臣入唐絵巻(全4巻)
登場するのは遣唐使 吉備真備と阿倍仲麻呂。
ストーリーとしては年代が前後しますし荒唐無稽ではありますが
メインビジュアルになっている二人が空を飛ぶシーンなど
SFみもある娯楽大作といったところです。
当時の人々も楽しんだことでしょう。
観賞に時間がかかる絵巻をじっくりとみられて大満足でした。
10月2日まで。
https://www.ntv.co.jp/boston2022/
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