何をやっても中途半端な若者が半グレ仲間との抗争で大怪我をし、親からも顧みられずジタバタともがく。
交通事故を起こして現場から逃走しようとして思いとどまり世間の大顰蹙を買った伊藤健太郎の自粛後復帰第一作の阪本順治監督作。世間にはいまだに許してない人も多いらしいが、大きなお世話だっていうの。
憎めないけど愛せもしない主人公は伊藤健太郎に少し通じるか。白杖を持ったオッサンを転ばせた後で戻ってきて、今更だけどゴメン、と言うシーンは事故を再現しているのか。
最近の阪本順治の監督作はどれも面白くなく、本作もその例に洩れず面白くない。完全に低迷期に入っているな。
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