もう去年の秋のことになります。
9月18日から10月3日までバリの凱旋門はそれは美しい姿でした。
しかし実現した時クリストの姿はそこになかった。
クリストとジャンヌ=クロード
"包まれた凱旋門"
@21_21 DESIGN SIGHT
DIC川村記念美術館で昨年7/3-10/3 とオンタイムな展覧会が開かれましたが
それはあくまでクリストとジャンヌ=クロードのワーク全体を紹介するものでした。
今回の展示は凱旋門プロジェクト? の詳細を伝えるものです。
計画段階でクリストか描いた完成図(丁寧に昼バージョンと夜バージョンがあります)
クリストが凱旋門を包むアイデアを考えたのは実に1961年のことです
実現まで60年
勿論他のプロジェクトを実現させてきたのですが
本人の死後に完成するなんてサグラダ・ファミリアみたい。
(作り続けていた訳ではありませんが)
会場では実際の作業の詳細な動画が見られます。
使われた素材を見られます。
プロジェクトに関わってきた人々のインタビューが見られます。
そして勿論完成した"包まれた凱旋門"を
(150万人が訪れたそうです)
とっておきの角度で
朝の光のなかで生まれるところから
青空に映える姿から
夕映えから夜の姿まで堪能できます。
胸が熱くなりました。
2023年2月12日まで。
会期が長い。
それだけ多くの方に見ていただけるといいなと思います。
http://www.2121designsight.jp/program/C_JC/
素敵な2人の写真
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