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2022年05月18日23:39

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ポタリストの記録・【梅雨間近のサイクルウエアの準備】

先日久しぶりにCBA(サイクルベースあさひ)に行って来た。CBAは接客、技術のレベルが店舗によって差が大きい。近所の店舗は良い噂も無いが、悪い噂も聞かない。この店は二階建になっており、一階は軽快車・電動アシスト自転車・ママチャリ・子ども車になっている。二階はスポーツ車とウエアだ。

二階に行き、エンデュアランスロードのFELT(ドイツ)のVR40、FUJI(アメリカ)のクロスバイク、マッドカップは何時入荷するか聞くと、9か月から1年待ちだという。特にSHIMANOのコンポーネンツが全く入手出来ないらしい。勿論こちらもダメ元で聞いてみた次第だ。元より大破しない限りは今のESCAPE号を10年乗り続ける積りである。

感心したのはPB商品のウエアだ。

自転車に何の興味もない人から見れば、自転車乗りなんておサルさんのようにお尻が出ていて、そんな服装でコンビニ、スーパーを歩こうものであれば、変態ファッションでしかないだろう。しかしそういった商業施設でも分かる人にしか分からないカジュアルなウエアが揃っていた。

特にポロシャツの後ろに3つのポケットがついているものは利用価値が高いと思った。

しかし買うまでもないことが分かった。

親類の形見の綿100%で通気性が抜群のポロシャツが1枚あったのを思い出したからだ。

それもL.L.Bean社のだ。

これを同じように3つのポケットを付ければ良いと考え、買わずにアイデアだけちゃっかり頂いて帰って来た。

自転車にお乗りの方はご存じだと思うが、この3つのポケットがとても重宝する。何を入れても自由だが、小銭入れ(色々試したが、結局私は2つ折り財布を代用している)、サイクルコンピュータ(スピードメーター)、鍵、お守りの孔雀石(マラカイト)の球を入れている。落としては絶対困るものはこのポケットに入れる。

自転車にも使用出来るように加工しようと考えた。

といっても何も難しいことではない。入るものに合わせ、ポロシャツの後ろの裾にポケットを3つ付けるだけだ。

先日連休明けにコンピュータミシンが壊れ、東京都立川市にある昔から営んでいる専門店に持っていった。「またか」と思ったものだ。一昨年もあった。その時も15,000円掛かった。老母が購入したのが32,800円だから、修理2回で本体価格に達してしまうではないか。

15,000円で修理は可能だが、2年後にまた同じところが必ず壊れるはずだと云われた。老母も手作りマスクをこのコンピュータミシンでつごう300枚作った。

「それだけ作れば元取ったと思って良いでしょ。コンピュータミシンはやめたらどうですか。」

と言われた。連れて来た老母も呆れた。しかしコンピュータミシンとは名前こそ大仰だがそんな程度の代物のようだ。

店員さんはダイヤル式で簡単にメニューが選択出来るミシンを勧めてくれた。修理の際、各社共通の部品の互換性もあり、整備性が高いという。結果的に消耗品などは安く収まるはずだと告げられた。

最早確信犯的に同じところが壊れるコンピュータミシンにはすっかり懲りたので、奮発してそのお店で49,800円(メーカー希望小売価格:79,800円)のジャノメの機械ミシンを購入した。コンピュータミシンと比較し、やや重たいのが難だが。

老母も機能が単純だし、ボビンも使いやすい、ただ重たいけどね、と言っている。

このミシンを流用し、自分でやってみる。

形見はカッパーオレンジのポロシャツである。オレンジは2022年5月のラッキーカラー。今までは胸ポケットがないので、クルマに乗る時しか着なかった。正直ユーティリティーが低いので誰かにあげるか捨てたいところだったが、それをやったら老母が存命中は角が立つ・・・。ところがCBAで頂いたアイデアを活用するチャンスに恵まれた。布はあるので、それを当ててミシンを使用する。サイクルウエアにも使えるようにしようというのだ。

これはダイヤルで縫い方が表記されているので、それに合わせて起動したら実に呆気なく終わった。

3時間を予定していたのに、20分で終わったのだから着替えて試してみようと考えた。

スポーツ車のライドで痩せようと思ったら、往復で30km以上がお勧め。ただ今回はテスト走行的な意味が強いため、極度にアップダウンが多いところは止めにしたい。飽く迄、自分で作ったポロシャツが使えるのかという意味だ。

この日の時刻からすると、東北が乾柴烈火の大吉方位だ。最初は勿体ないぐらいだと思ったが、逆にこの大吉格でダメならば、再検討すれば良いと思う事にした。

往復30km以上の東北の方位、それでいて平坦なところとなると、西武鉄道の東村山駅と決まった。この日は雨上がりのため、猶更街中の方が良い。なぜかといえば自転車のパンクは雨上がりが最も多いからだ。街中でパンクした場合は自転車屋に駆け込めば良い。

流石にクロスバイクで30km以上となるとエアも考慮しなくてはならない。例によって6.5BARにした。24時間スーパーのBig-Aで自店で作っている焼き立てのパンを購入して出発した。パンが一個88円×3、500mlの麦茶が48円である。合計で350円未満とは昭和の時代並に廉価だ。

本当にありがたい。

途中までは先日多聞院を訪れた際に利用した道と同様。但し東大和市の公園から直進し、東村山市の住宅地に出る。ここは学校が多いところだ。当初はコンビニでサラダチキンか、揚げたてであれば揚げ物をと思ったが、道路のど真ん中を走っているママチャリの高齢者が多数いたため、やり過ごす意味で東村山中央公園のベンチに座り、それを頂くことにした。

何かをすることで俄然進みやすくなるところは船と似ていて、自転車は大変興味深い乗り物である。

東村山中央公園の先、西武多摩湖線の高架橋を潜り、川を越えると西武新宿線の高架橋が見えて来る。ここまでくるとだいぶポロシャツも馴染んで来た。だいぶ行けそうだ。
北上して東村山駅に着いた。

だいぶ高架工事が進んでいる。近い将来武蔵小金井駅のように高架化され、その下を都道が走れるようになる。東村山の職場にいた時からそうだが、駅の南北の踏切は朝は開かずの踏切だったからだ。

今回はテスト走行の色彩が強い。走行距離は32km、平均時速は20.1kmだった。サイクルコンピュータのトラブルは単なる電池切れだったようだ。

もうひとつ同社の半袖のポロシャツがある。これはターコイズ色だが、それもサイクルウエア化を図ってみたい。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(了)
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