mixiユーザー(id:58808945)

2024年04月19日22:39

47 view

ポタリストの記録【桜とツツジまでの端境期・その1】

■異音が・・・■

実はロードバイク、クロスバイク、ミニベロ、MTB(マウンテンバイク)といったスポーツ自転車に異音のトラブルは別段珍しい事ではない。しかし今の自転車に乗ってから今年9年目になるが、これまで異音に見舞われた事はなかった。正確には音の正体が分かって乗れていたパーツもあることはある。

だが今度は音の正体が分からない。どうもシートポストから垂直に下あたりから聞こえて来る。流して乗っている分にはそれほど感じないが、暫くするとまるで原動機付自転車のウインカーのようなカチカチ・・・と音が聞こえて来る事が増える。

但し走行上は音が気になって来た時は問題なし。異音の正体を確かめるべく、自転車の定期清掃時に確認することにした。

シートポストの下部から聞こえるとなると、大抵のサイクリストたちが想像するのは左右のペダルの軸をつなぐ、ボトムブラケット(BB)が犯人とする人達が大多数だが、確かにBBは主犯格の場合は多いものの、プロに聞いてみると異音の正体がBBの確率は40%程度でしかないという。動画でボトムブラケットに異常が発生した際の異音を視聴したが、最早漕ぐたびにバリバリ・・・とフレームが割れるのではないかと思うような不快で五月蠅い音だ。しかしそれとは全く違う為、原因は別にあると考えられる。

清掃時にチェックした箇所

・軸・・・清掃時にペダルの軸に六角スパナを入れるが、遊びは無し。
・シートポスト・・・シートポストもちゃんと止まっている。
・クイックレバー・・・平成28(2016)年式のこのESCAPE号はまだディスクブレーキ車ではない。スルーアクスルではなく、リムブレーキタイプで、クイックレバーを使う。このクイックレバーも適度に止まっている。
・ペダル・・・左のペダルが一部凹んでいる。このペダルは左折する際に道路と接触した為だろう。これが原因であれば、回してみれば分かる。回せばカラカラと異音を発するからだ。が、回り具合に不自然さはない。

ちなみにペダルはMKS(三ケ島)社製のシルバン・ツーリング・ネクストである。3個もベアリングが入り、頑強な金属のシェルに覆われている。か弱い女性の指一本でもいつまでも回る。正直これがあれば街中ではビンディングペダルは要らないぐらいだ。

ここまでやらないと分からないのか・・・と思われたかもしれない。しかし現実にはペダルを交換したらあっさりと直った、シートポストが緩かったが、絞めたら直ったといった事例も少なくないのだ。

結局は分からなかったので、清掃後に試運転をする。試運転は近所を一回りするだけなので、ほぼ手ぶらである。勿論義務化されたヘルメットと今の時期であれば指切り手袋、調光グラスは着用する。

走らせると、特定出来ない異音は確認出来なかった。

という事持ち物の中に犯人がいるという事になる・・・。

犯人を捜しつつ、ライドに出かける事にした。

最後まで御覧頂きまして、ありがとうございました。

(続く)

写真1:リアディレイラーのシマノ・アリヴィオ。純正はアルタスでしたが、ディレーラーハンガーを交換時に一緒にアリヴィオにグレードアップして頂きました。今や貴重なアリヴィオの8速です。普段づかい、100kmぐらいまでのマイペースなライドならばこれで十分。

写真2:清掃中のESCAPE号。いつもこのようなスタンドで屈まずに作業しております。


9 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する