最近は事前予約が必要な美術館が多く、なかなかふらりと立ち寄れません。
こちらは当日でも入れたので。
まずリニューアルしてからアーティソンが試みている収蔵作品と現代作家の競作
"ジャムセッション"(6階)
今回は森村泰昌
M式「海の幸」
〜ワタシガタリの神話〜
言わずと知れた青木繁の有名作品です。
以前から自画像シリーズで青木繁に扮していた森村。
序章では本物の自画像と森村青木が並びました。
続く第1章では青木繁の作品を森村流に解説。面白い。
◆海
◆わだつみのいろこの宮
◆大穴牟知命
◆春/秋
◆月下滞船図
◆海の幸
第2章は「海の幸」研究。
青木作品からそれを歴史に沿った10作品に展開する方針をたてた森村。
各々のジオラマを作ったり色彩計画、影合わせ、衣装製作。
いまやチームて製作をしていた森村ですがコロナ渦で引きこもり、大部分を1人で作業していたらしく。
この期間にアーティストか何をしていたのかは興味深いところですね。
そして次章でM式10作。
正確にはそれぞれの頭に"M式「海の幸」第◯番"、とつきます。
◆假象の創造
◆それから
◆パノラマ島奇譚
◆復活の日1
◆我らの時代
◆復活の日2
◆モードの迷宮
◆たそがれに還る
◆豊穣の海
タイトルが何やら聞いたことがある…(笑)
全てご出演は森村さんです。
展示をみてから18分のビデオ作品《ワタシガタリの神話》を観ます。
森村さん自作自演のビデオは本当に面白い。強烈な関西弁だし。
もちろん内容は大真面目です。
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今回のアーティソン、もうひとつの柱は(5階)
印象派
〜画家たちの友情物語〜
お得意の印象派作品を 40点余惜しげなく。
画家の交遊を中心に組み立てるというのは面白い。
うーん、やはりクロード・モネは人類の宝ですねえ。
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その他収蔵品では()4階
◆松本俊介《運河風景》
◆古賀春江《素朴な月夜》
が出ているのも嬉しかった。
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ミニコーナー展示
挿絵本にみる20世紀フランスとワイン
の展示も愛らしかった。
デュフィをみると、人生は美しい、と思えます。
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ショップで展示と全く関係のないジョセフ・コーネルの
ポストカードを4枚購入。
アーティソンにもそりゃありますでしょうね。
出てたことあったかしら。
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