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2021年06月08日20:22

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神宮スズメの独り言2021春〜53〜コロナ前のキャリア

今日は東京ドームに来た。お目当ては第2試合の東北福祉大、椋木投手。

その前の第1試合は福岡大学対広島経済大学。福岡大の先発は村上君。2年前の大会では1年生ながら星槎道都大戦に先発し0−0のまま延長へ突入。10回からのタイブレークも2イニングを無失点に抑え延長11回を1−0で制した投手だ。広島経済大の先発は瀬戸内高校出身の4年生石本君。

村上君は素晴らしい立ち上がりを見せた。5回まで完全試合、奪三振は7、外野へ飛んだのは白金君のライトフライ一本だけ。そして福岡大は4回永江君が安打で出塁すると2塁へ進み本多君の2塁打で先制した。さらに5回、先頭の原君が安打で出ると送りバントは失敗するが盗塁で2塁。そして井上君のタイムリーで2−0とした。そして石元君はここで降板。

5回を終わって2−0、そして福岡大の村上君はパーフェクトピッチング。圧倒的に福岡大が有利だったのか・・・・

もちろん数字だけではそうだ。だが、石本君は5回1死を取ったところで降板しているが、被安打は8、与四球は1だった。福岡大は石本君に対して2点を奪ったが残塁は7だ。石本君は打たれながらも粘り強い投球をしていた。4回は1点を先制されさらに1死1・3塁とされたところで相手のスクイズにグラブトスでバックホーム。3塁走者を挟殺プレーで刺し、なおも走者は1・2塁に留め後続を断った。打たれながらも大量失点は許さない。それがこの試合を面白くさせる。

完全試合継続中の福岡大村上投手は6回2死から福家悠太君に初安打を許し、7回も2死から白金君に2塁打を浴びた。そして広島経済大は続く山根君がタイムリーを放つ。2−1・・・・

5回まで完全に抑えられていた広島経済大は6回に2死から初安打を放ち、7回にも2死から2本目の安打となる2塁打。そしてすかさずタイムリー。打たれても粘り強い広島経済大石本君の投球が接戦に持ち込んだのだ。

そして広島経済大は2番手の倉本君、久保君、安岡君とつないで結局福岡大には合計13安打を打たれ2つの四球を与えながら2失点。福岡大の残塁は13を数えた。

全日本大学野球連盟のHPには福岡大が13安打の猛攻で勝利とあるがこの表現は適切ではない。広島経済大は打たれても粘り強いチームだったが福岡大は打たれないチームだった。この差は2年前の村上君の全国大学野球選手権での経験の差だったのかもしれない。



2021年6月8日 第70回全国大学野球選手権 1回戦(於 東京ドーム)
広島経済大
000 000 100 = 1
000 110 00x = 2
福岡大

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