朝の10時、NTT電話に着信があった。市役所の保険課・内田という人から。
「医療費の還付金があるのでお電話でお報せしました」という。
昨年度、私は高額の医療費を支払った。それで還付金が出るんだ、と欲の皮が突っ張ってる私は思った。
丁寧に話を聞いた。
で、銀行からふたたび電話を差し上げます、と言われたので、電話を切った。
大急ぎで鎌倉市役所の電話番号を調べ、保険課の内田さんをお願いします、と代表電話を取った人に伝えた。
保険課ではなく年金保険課につながったので、事情を話した。
今週、既に同様の電話があったことをこちらは把握しております、と電話口に出た人は言った。もちろん内田なる人物はその課にいない。
電話を切ったあと、鎌倉警察署に電話をしたら、市民なんとか課というところに転送され、市役所に言ったことと同じ説明をした。
で、自分が囮になってやっていいよ、と言おうとした時、NTT電話にふたたび電話がかかってきたので、スマホはそのままにして、内田と話すことにした。スマホで私の声を警察は拾えているはずだ。
内田に「さっき鎌倉市役所に電話をしたよ。内田と言ったよな、おまえ市役所の人間?」
「もちろんです」
「じゃあ電話番号を言ってみなよ。俺が掛け直してやるから」と言った瞬間、がちゃ切りされてしまった。内田よ、おまえの声は一生忘れないからな。こう見えて俺、おまえ以上にやばい奴かもしれんぞ。
鎌倉警察はやる気があるのかないのか。
もういいから、これから先、不信な電話はすぐに切ってください、だとよ。
しかし、詐欺グループはどうして私の電話番号を知り、掛けてきたのだろうか。それを考えると多少、不安にもなる。
次に詐欺電話があるとしたら、今度は何が何でも会ってやりたい。
でもやめたほうがいいか。
自分の名前と住所を名乗ったにもかかわらず、警察署はまともに取り合ってくれない(笑)。公安にはチェックされているだろうけど、私は24歳を過ぎて以降、軽微な交通違反以外、これっぽっちも犯罪をおかしたことがない。善良な市民に対してここまでクールな対応、というのはあんまりじゃないか。
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