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2021年04月10日17:42

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ピピロッティ

これは楽しい。
行ってよかった!

ピピロッティ・リスト
Your Eye Is My Island
−あなたの眼はわたしの島−
@京都国立近代美術館
フォト



スイスの現代美術家。
心地よい音楽にのせて 鮮やかな色彩の
ビデオインスタレーションを展開するアーティストの
大規模個展です。

初めて見たのは瀬戸内。
金沢21世紀美術館ではトイレの個室にあってびっくり。出られなくなりました。

それが今回は30点も時間を気にせず見られるという至福(今のところ日時指定予約はしていません)。

エントランスから
床には柔らかにカッティングされた赤い絨毯
壁はパステルのコラージュ
そのむこうに画面があってはやくもビデオ作品が
ありました。

中二階でさらに映像作品を鑑賞してから
ピンクのアーティストサインを横目に展示室入口へ。

そこで靴を脱ぎます。

展覧会のサイトでわかっていましたので、靴を入れるビニール袋を持参しましたが
カサカサいうので失敗でした。
ピピロッティの作品では音楽も大切なのに…余計な音をたててごめんなさい!
(忘れた人には布袋を貸してくれます)

そこからは布のカーテンで有機的に仕切られた通路の絨毯の通路を進みながら鑑賞。
フォト



屏風のように繋がる大きなスクリーンの部屋あり、

7つ並んだベッド(と枕)に寝転んで天井の作品を観賞する部屋あり、

コンテナを覗き込めばドールハウスのように家具調度が並んだ中を動いてゆく映像あり。

そうそう、展覧会前に作品素材として白いプラスチックパッケージを募集していましたが、
それを使った壁面作品あり。鏡餅の入れ物まであったのには笑いました。

ピピロッティの作品は水辺や植物、大自然をモチーフにしたものが多く
エコロジカルで時代にぴったりです。

圧巻は最期の広間。
フォト


プライベート空間の片隅を思わせるインスタレーションがそこここに展開され、それにビデオ映像か投影されていました。
沢山置かれているソファや椅子に座っていると、
自分も作品の一部になったようです。

6月13日まで。
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/441.html

【見落としそうな作品】

その1)
絨毯を2cm角くらいに切り取ってそこから見る映像作品があります。1階では床にも注目。

その2)
外に出たら上を見上げるのを忘れずに。青空に映えてヒラヒラとしているのは…
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