展示を見てから改めてキューブリックの映画を見直しました。
2021年宇宙の旅
モノリス_
ウイルスとしての
記憶、
そして
ニュー・ダーク・エイジ
の彼方へ
@GYRE GALLERY
飯田高誉
そもそも なぜ今キューブリックなのか?
と思ったら、今年が2001年から20周年だからなのですね。
展覧会の主旨説明にも
「1980-90年代の電脳勃興」「宇宙旅行」「AI反乱」といった現代の諸問題を芸術作品から探求すること
とされています
「我々はどこから来たのか 我々は何者か そして我々はどこへいくのか。…」
おっとそれはゴーギャンでしょ。
【ファサード】
◆モノリス
これだけておおおと気持ちが上がります。
【第1展示室〜時空の歪み】
◆宇宙の缶詰(赤瀬川原平)
カニ缶のラベルを内側に貼り再び溶接して閉じれば
宇宙を反転して詰め込んだ缶詰の出来上がり
◆Syphon Mirror-Kuro(アーニッシュ・カプーア)
まさにブラックホール…
◆Perfect Time(ダレン・アーモンド)
【第2展示室〜月面とポストトゥルース】
◆トランスサークル(森万里子)
ほの明るく光る環状列石。
◆100万年王国(ピエール・ユイグ)
2001年の作品。宇宙飛行士アームストロングの声が流れるなか、線描のキャラクターアン・リーが月面を彷徨っています。
◆月の裏側(オノデラユキ)
コラージュ・ペインティング・ドリッピング等の複合で
視覚と認識の裏側を見せるもの。
【第3展示室〜隠喩としてのスターチャイルド】
◆流離う者たち(ネリ・オックスマン)
惑星空間で居住するもののための衣服型人工臓器、って
これは進化形なの?
◆FORMATA(プロトエイリアン・プロジェクト)
◆Se ti sablr(ジェームズ・ブライドル)
タイトルは混成言語リンガフランカで"知っていますか"ひいては"こんにちは"を意味します。
かの映画でも個や種を横断するネットワークとしての
知性の可能性に触れていたとのこと。
4月25日まで。
https://gyre-omotesando.com/artandgallery/2021-a-space-odyssey/
HPからYoutubeの解説へとべます。
(30分に及ぶ豪華版)
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